CBLDCDAM('RLES')
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形式
PROCEDURE DIVISIONの指定
CALL 'CBLDCDAM' USING 一意名1 一意名2
DATA DIVISIONの指定
01 一意名1. 02 データ名A PIC X(8) VALUE 'DCDAMSVC'. 02 データ名B PIC X(5). 02 FILLER PIC X(3). 02 データ名C PIC X(8). 02 FILLER PIC S9(9) COMP. 02 FILLER PIC S9(9) COMP. 02 FILLER PIC X(32). 01 一意名2. 02 データ名E PIC X(4) VALUE 'RLES'. 02 データ名F PIC X(1). 02 FILLER PIC X(1). 02 FILLER PIC X(1). 02 FILLER PIC X(1). 02 データ名Z PIC S9(9) COMP VALUE ZERO.
機能
CBLDCDAM('HOLD')で閉塞された論理ファイル,および障害閉塞されている論理ファイルの閉塞を解除します。
UAPで値を設定するデータ領域
●データ名A
DAMファイルとのインタフェースコードを「VALUE 'DCDAMSVC'」と設定します。
●データ名C
論理ファイル名を8文字以内で設定します。8文字に満たない場合は,後ろを空白で埋めてください。
●データ名E
論理ファイルの閉塞解除を示す要求コードを「VALUE 'RLES'」と設定します。
●データ名F
閉塞の解除種別を,次のどちらかで設定します。
VALUE 'L'…論理閉塞を解除します。
VALUE 'O'…障害閉塞を解除します。
●データ名Z
0を設定します。
OpenTP1から値が返されるデータ領域
●データ名B
ステータスコードが,5けたの数字で返されます。
ステータスコード
ステータスコード |
意味 |
---|---|
00000 |
設定した論理ファイルの閉塞を正常に解除しました。 |
01600 |
CBLDCRPC('OPEN ')を呼び出していません。 |
ユーザサービス定義のatomic_updateオペランドの指定が'N'になっています (回復対象のDAMファイルにアクセスした場合だけリターンされます)。 |
|
CBLDCRPC('STRT')を呼び出していません (回復対象外のDAMファイルにアクセスした場合だけリターンされます)。 |
|
次に示すように,UAPを正しくリンケージしていません。
|
|
01601 |
データ名Cに設定した論理ファイルは定義されていません。 |
01607 |
メモリが不足しました。 |
01610 |
論理ファイル名として設定した値が間違っています。 |
01611 |
データ名Fに設定した値が間違っています。 |
01618 |
OpenTP1ファイルシステムのバージョンが,OpenTP1システムのバージョンと一致していません。 |
01619 |
データ名Cで指定した論理ファイルに対応する物理ファイルが存在しません。 |
01620 |
入力エラーが起こりました。 |
01623 |
指定した論理ファイルは,論理閉塞されていません。 |
01624 |
指定した論理ファイルは,障害閉塞されていません。 |
01627 |
キャラクタ型スペシャルファイルのオープン数が,最大値を超えました。 |
01628 |
キャラクタ型スペシャルファイルにはアクセス権がありません。 |
アクセスしようとしたDAMファイルは,セキュリティ機能で保護されています。論理ファイルの閉塞を解除しようとしたUAPには,アクセス権限がありません。 |
|
01632 |
物理ファイルがキャラクタ型スペシャルファイルではありません。または,指定したスペシャルファイルに対応する装置がありません。 |
01633 |
データ名Cで指定した論理ファイルに対応する物理ファイルが,OpenTP1ファイルシステムとして初期化されていません。 |
01638 |
データ名Cで指定した論理ファイルに対応する物理ファイルに対するアクセス権がありません。 |
01646 |
閉塞を解除しようとしたDAMファイルは,セキュリティ機能で保護されています。該当するファイルに対するACLがありません。 |
01690 |
インタフェースコード(データ名A)が間違っています。 |
01691 |
要求コード(データ名E)が間違っています。 |