6.3.2 インタフェース定義言語の形式
IDLファイルに記述する,インタフェース定義言語(IDL)の形式について説明します。インタフェース定義は,次のものから構成されます。
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インタフェース全体にかかわる仕様を定義します。
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個々の型,オペレーションの仕様などを定義します。インタフェース定義本体は,次に示す四つの宣言があります。
インポート宣言
定数宣言
型宣言
オペレーション宣言
オペレーション宣言の中では,パラメタ宣言もあります。
インタフェース定義ヘッダとインタフェース定義本体で,指定に矛盾があった場合は,インタフェース定義本体の宣言が有効となります。
インタフェース定義言語の構成を次に示します。〔 〕で囲まれた部分は省略できます。
- インタフェース定義ヘッダ
〔[interface_attribute,…]〕interface interface_name
- インタフェース定義本体
{ インポート宣言 定数宣言 型宣言 オペレーション宣言 パラメタ宣言 }