dc_mcf_recvsync
形式
形式については,マニュアル「OpenTP1 プロトコル」の該当するプロトコル編を参照してください。
機能
相手システムから送信された論理メッセージを,稼働中のUAPの処理で受信します。UAPからdc_mcf_recvsync関数を呼び出すと,入力キューに格納されているメッセージのうち,関数に設定した論理端末名称からのメッセージを受信します。該当するメッセージがない場合は,メッセージを受信するまでdc_mcf_recvsync関数は待ちます。このように,UAPからのdc_mcf_recvsync関数の呼び出しと同期して,論理メッセージを受信します。
dc_mcf_recvsync関数では,セグメント単位で論理メッセージを受信します。論理メッセージが一つのセグメントから構成される場合は,dc_mcf_recvsync関数を1回呼び出して受信します。論理メッセージが複数のセグメントから構成される場合は,必要なセグメントの数だけdc_mcf_recvsync関数を呼び出して,一つの論理メッセージを受信します。
受信できる一つのセグメントの最大長は,1メガバイトまでです。ただし,プロトコルによって,実際の最大長が小さいことがあります。詳細については,マニュアル「OpenTP1 プロトコル」の該当するプロトコル編を参照してください。
dc_mcf_recvsync関数がセグメントを受信するMCFの領域は,MCFで使う領域と,受信するメッセージのセグメントから構成されます。
引数に設定する値と関数のリターン値は,使う通信プロトコルによって異なります。詳細については,マニュアル「OpenTP1 プロトコル」の該当するプロトコル編を参照してください。