dc_mcf_receive

ANSI C，C++の形式

#include <dcmcf.h>
int  dc_mcf_receive(DCLONG action,DCLONG commform,char *termnam,
                    char *resv01,char *recvdata,DCLONG *rdataleng,
                    DCLONG inbufleng,DCLONG *time)

K&R版 C の形式

#include <dcmcf.h>
int  dc_mcf_receive(action,commform,termnam,resv01,recvdata,
                    rdataleng,inbufleng,time)
DCLONG    action;
DCLONG    commform;
char    *termnam;
char    *resv01;
char    *recvdata;
DCLONG    *rdataleng;
DCLONG    inbufleng;
DCLONG    *time;

●action

メッセージの先頭セグメントを受信するかどうか，および使うバッファ形式を，次の形式で設定します。

{DCMCFFRST|DCMCFSEG}〔|{DCMCFBUF1|DCMCFBUF2}〕

DCMCFFRST

先頭セグメントを受信するときに設定します。

メッセージが単一セグメントの場合も，DCMCFFRSTを設定します。

DCMCFSEG

中間セグメントおよび最終セグメントを受信するときに設定します。

DCMCFBUF1

バッファ形式1を使うときに設定します。通常，バッファ形式1を使います。

DCMCFBUF2

バッファ形式2を使うときに設定します。

●commform

DCNOFLAGSを設定します。

●termnam【中間セグメント，最終セグメントを受信するとき】

入力元の論理端末名称を設定します。先頭セグメントを受信したときに返された論理端末名称を設定します。論理端末名称の最後にはヌル文字を付けます。

●resv01

NULLまたはヌル文字列を設定します。

TP1/NET/XMAP3の論理端末でメッセージを受信する場合の注意事項

resv01にはXMAP3のドローで指定した次画面名（マップ名）が返されます。詳細については，マニュアル「OpenTP1 プロトコル TP1/NET/XMAP3編」を参照してください。

●recvdata

セグメントを受信する領域を設定します。自システムから送信したメッセージの場合，受け取れるセグメントの最大長は32,000バイトです。相手システムから送信されたメッセージの場合，受け取れるセグメントの最大長は，通信プロトコル対応製品別で異なります。

dc_mcf_receive関数が終了すると，メッセージのうちセグメントが一つ返されます。

●inbufleng

セグメントを受信する領域の長さを設定します。

●termnam【先頭セグメントを受信するとき】

入力元の論理端末名称が返されます。

中間セグメントおよび最終セグメントを受信するときは，ここで返された論理端末名称をtermnamに設定します。

●recvdata

受信したセグメントの内容が返されます。

●rdataleng

受信したセグメントの長さが返されます。

●time

メッセージを受信した時刻が，1970年1月1日0時0分0秒からの通算の秒数で返されます。