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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成リファレンス C言語編


dc_rpc_get_callers_address

〈このページの構成〉

名称

クライアントUAPのノードアドレスの取得

形式

ANSI C ,C++の形式

#include <dcrpc.h>
void  dc_rpc_get_callers_address(DCULONG *node,DCLONG flags)

K&R版 C の形式

#include <dcrpc.h>
void  dc_rpc_get_callers_address(node,flags)
DCULONG     *node;
DCLONG      flags;

機能

クライアントUAPのプロセスが稼働するノードアドレスを,サーバUAPで取得します。dc_rpc_get_callers_address関数からリターンしたアドレス値で,クライアントUAPのセキュリティチェックができます。

dc_rpc_get_callers_address関数で返されたアドレスを使って,サービスの応答やエラーの応答などは送信できません。

dc_rpc_get_callers_address関数は,サービス関数から呼び出してください。サービス関数以外から呼び出した場合の処理は保証しません。

UAPで値を設定する引数

●flags

DCNOFLAGSを設定します。

OpenTP1から値が返される引数

●node

クライアントUAPのノードアドレスが返されます。

リターン値

dc_rpc_get_callers_address関数のリターン値はありません。

注意事項

次の条件が重なった場合,dc_rpc_get_callers_address関数が返すクライアントUAPのノードアドレスは,実際にクライアントUAPが通信で使用したノードアドレスと異なる場合があります。