rpcstat
形式
rpcstat
機能
OpenTP1管理下のプロセスの一時クローズ処理の実行状況を表示します。このコマンドで表示する情報は,統計情報ではなくコマンド入力時点での一時クローズ処理の実行状況です。
出力形式
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aa..aa:プロセスID
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bb..bb:サーバ名称
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cc..cc:プロセス間通信で使用できるソケットの最大数
補正されたソケットの最大数が表示される場合があります。補正されるソケットの最大数は,使用しているOSによって異なります。詳細については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」のmax_socket_descriptorsオペランド,または「リリースノート」を参照してください。
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dd..dd:ソケットの一時クローズ開始数パーセンテージ(単位:%)
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ee..ee:ソケットの一時クローズ非対象数パーセンテージ(単位:%)
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ff..ff:プロセス間通信で使用中のソケット数
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gg..gg:一時クローズ済みソケット数
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hh..hh:一時クローズ要求中ソケット数
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ii..ii:一時クローズ送信拒否ソケット数
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jj..jj:受信用ポート番号
注意事項
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一時クローズ状態確認機能をサポートしていないOpenTP1でこのコマンドを実行すると,すべての値に0が表示されます。
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OpenTP1が起動される前であっても,OpenTP1が使用する共用メモリが存在する場合は,このコマンドを使用して情報を出力できます。
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このコマンドで出力される情報は,コマンド実行時のプロセスの情報ではありません。このコマンドによって表示される情報の更新タイミングは,各プロセスが10回の電文送受信を実施した時です。各プロセスによって,更新のタイミングは異なります。