mcftedalt
形式
mcftedalt 〔-s MCF通信プロセス識別子〕 -l 論理端末名称
機能
代行送信を終了します。
mcftedaltコマンドは,TP1/NET/XMAP3使用時に使用できます。
オプション
●-s MCF通信プロセス識別子 〜〈数字(0〜9),a〜f〉((01〜ef))
処理対象の論理端末を制御するMCF通信サービスのMCF通信プロセス識別子を指定します。MCF通信プロセス識別子は複数指定できません。
このオプションの指定を省略すると,すべてのMCF通信サービスに対して,mcftedaltコマンドを実行します。したがって,MCF通信サービスを検索するオーバヘッドが,運用コマンドの処理に加わります。
MCF通信サービスが多い構成や運用コマンドを多数入力する運用を行う場合は,-sオプションで,MCF通信プロセス識別子を指定する運用設計を行ってください。
●-l 論理端末名称 〜〈1〜8文字の識別子〉
代行を終了する代行送信元の論理端末の名称を指定します。mcftstaltコマンドの-fオプションで指定した論理端末名称を指定してください。
複数の論理端末名称は指定できません。また,一括指定もできません。
出力メッセージ
メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFCA10117-I |
メッセージの代行送信を終了します |
メッセージログファイル |
KFCA10350-I |
mcftedaltコマンドが入力されました |
標準出力 |
KFCA10351-E |
MCF開始処理中です |
標準エラー出力 |
KFCA10352-E |
MCF終了処理中です |
標準エラー出力 |
KFCA10353-W |
入力形式が誤っています |
標準エラー出力 |
KFCA10354-E |
メモリ不足です |
メッセージログファイル,または標準エラー出力 |
KFCA10355-W |
引数の指定が誤っています |
標準エラー出力 |
KFCA10356-E |
プロセス間でタイムアウトが発生しました |
標準エラー出力 |
KFCA10357-E |
MCF内でタイムアウトが発生しました |
標準エラー出力 |
KFCA10358-E |
内部関数のエラーが発生しました |
メッセージログファイル,または標準エラー出力 |
KFCA10359-W |
mcftedaltコマンド入力元への応答に失敗しました |
メッセージログファイル |
KFCA10371-I |
mcftedaltコマンドを正常に受け付けました |
標準出力 |
KFCA10373-E |
mcftedaltコマンドが異常終了しました |
標準エラー出力 |
KFCA10380-E |
相手プロセスの検索に失敗しました |
標準エラー出力 |
KFCA10382-E |
指定した論理端末は登録されていません |
標準エラー出力 |
KFCA10391-E |
mcftedaltコマンドはサポートされていません |
標準エラー出力 |
KFCA10542-I |
ヘルプメッセージ |
標準出力 |
KFCA16402-E |
コマンド処理中にRPC障害が発生しました |
標準エラー出力 |
上記のほかに,使用するプロトコルに出力されるメッセージが出力されます。詳細については各プロトコルのマニュアルを参照してください。