11.2.7 KFCA00906-EまたはKFCA00907-Eメッセージが出力された場合
- 〈この項の構成〉
(1) 現象
次に示すどちらかのメッセージが出力されて,リソースマネジャのアクセスに失敗しました。
KFCA00906-E リソースマネジャへのアクセス時にエラーが発生しました。
KFCA00907-E リソースマネジャのXA関数でエラーが発生しました。
(2) 現象発生時の確認事項
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現象発生日時
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現象が発生したユーザサーバ名
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ユーザサーバの動作実績
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現象発生直前のOpenTP1環境に対する変更点
(3) 取得情報
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表11-1の情報
(4) 調査手順
KFCA00906-EまたはKFCA00907-Eメッセージはリソースマネジャのアクセスに失敗した場合に出力されます。OpenTP1はOpenTP1以外のリソースマネジャ(Oracle,HiRDBなど)と連携する際に,標準規格であるxaインタフェースを使用してアクセスします。
OpenTP1側でエラーリターン値を決定しているのではなく,リソースマネジャ側でリターンした情報をメッセージに出力しているため,エラーリターンした原因を究明するにはリソースマネジャ側での調査が必要です。次に示すフローに従って現象の切り分けを行い,必要に応じてOpenTP1のサポートセンタ,またはリソースマネジャのサポートセンタへ問い合わせてください。