2.2.22 DAMサービス定義の内容
DAMサービス定義の内容を,次の表に示します。
形式 |
オペランド/コマンド |
オプション |
定義内容 |
指定値 |
---|---|---|---|---|
set |
dam_update_block |
更新する最大ブロック数 |
〈符号なし整数〉 ((1〜32768))《8》 |
|
dam_added_file |
オンライン中に追加する最大論理ファイル数 |
〈符号なし整数〉 ((1〜128))《8》 |
||
dam_update_block_over |
トランザクションの途中で最大ブロック数を超えたときにエラーリターンするかどうかを指定 |
flush|《error》 |
||
dam_message_level |
DAMサービスが出力するメッセージのレベル |
《1》|0 |
||
dam_tran_process_count |
同時に実行するトランザクションブランチの数 |
〈符号なし整数〉 ((0〜8192)) |
||
dam_cache_size |
参照・更新ブロックをスタックしておくバッファ領域長(固定値として設定しない場合) |
〈符号なし整数〉 ((10〜1000000)) (単位:キロバイト) |
||
dam_cache_size_fix |
参照・更新ブロックをスタックしておくバッファ領域長(固定値として設定する場合) |
〈符号なし整数〉 ((10〜1000000)) (単位:キロバイト) |
||
dam_cache_attribute |
バッファ領域のメモリ固定要否 |
《free》|fixed |
||
dam_io_interval |
ディファード更新機能使用時の出力専用プロセス実行間隔 |
〈符号なし整数〉 ((1〜60))(単位:秒) 《1》 |
||
dam_transaction_access |
DAMファイルのデータ管理,および排他管理をするトランザクションの範囲 |
global|《branch》 |
||
dam_io_error_occur |
ディスク障害時のDAMサービスの処置 |
stop|《continue》 |
||
dam_cache_reuse_from |
再利用するキャッシュブロックの検索 |
《last》|first |
||
dam_default_cache_num |
キャッシュブロック再利用境界デフォルト値の指定 |
〈符号なし整数〉 ((0〜4000000))《0》 |
||
dam_ex_refer_read |
排他あり参照指定で読み込むブロックを,トランザクション決着までキャッシュバッファ領域上に残すかどうかを指定 |
《none》|stay |
||
dam_max_block_size |
システム内のDAMファイルの最大ブロック長 |
〈符号なし整数〉 ((504〜32760))※《504》 (単位:バイト) |
||
dam_kb_size |
dam_cache_sizeオペランドの指定値(単位:キロバイト)を1キロバイト当たり1,000バイトで換算するか,1,024バイトで換算するかを指定 |
《1000》|1024 |
||
watch_time |
最大応答待ち時間 |
〈符号なし整数〉 ((0〜65535)) (単位:秒) |
||
コマンド |
damcache |
引数 |
キャッシュブロック再利用処理の境界値を有効とする論理ファイル名 |
〈1〜8文字の識別子〉 |
キャッシュブロック再利用境界値 |
〈符号なし整数〉 ((0〜4000000)) |
|||
damchlmt |
引数 |
キャッシュブロック数のしきい値を有効とする論理ファイル名 |
〈1〜8文字の識別子〉 |
|
キャッシュブロック数のしきい値 |
〈符号なし整数〉 ((0〜4000000)) |
|||
damfile |
-d |
ファイルのディファード更新処理の要否 |
なし。 |
|
-n |
回復対象外ファイルとするかどうかを指定 |
なし。 |
||
-f |
回復対象外ファイルをキャッシュレスアクセスとするかどうかを指定 |
なし。 |
||
-c |
DAMファイルに障害が発生しても,DAMサービスの正常開始処理を続行する場合に指定 |
なし。 |
||
引数 |
オンライン中にアクセスする論理ファイル名 |
〈1〜8文字の識別子〉 |
||
オンライン中にアクセスする物理ファイル名 |
〈1〜63文字のパス名〉 |
- 注※
-
セクタ長×n−8を満たす値を指定してください(nは正の整数)。