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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 システム定義


mcftbuf

〈このページの構成〉

名称

バッファグループ定義

形式

{{mcftbuf  -g  "groupno=バッファグループ番号
                length=バッファ長
                count=バッファ数
              〔extend=拡張バッファ数〕"}}

機能

メッセージ送受信用,およびメッセージ編集用のバッファに関する環境を定義します。

アプリケーション起動プロセスに対応するMCF通信構成定義では,このmcftbufコマンドは省略します。

オプション

●-g

(オペランド)

groupno=バッファグループ番号 〜〈符号なし整数〉((1〜512))

メッセージ送受信用,およびメッセージ編集用のバッファグループ番号を指定します。

バッファグループ番号は,ほかのmcftbufコマンドのgroupnoオペランドで指定するバッファグループ番号と通信プロセス単位で重複して指定できません。

length=バッファ長 〜〈符号なし整数〉((512〜1073741824))(単位:バイト)

メッセージ送受信用,およびメッセージ編集用のバッファ長を指定します。

詳細は,マニュアル「OpenTP1 プロトコル」の該当するプロトコル編の,mcftalccn定義コマンド(TP1/NET/UDPの場合はmcftalcle定義コマンド)の注意事項を参照してください。

count=バッファ数 〜〈符号なし整数〉((1〜65535))

メッセージ送受信用,およびメッセージ編集用のバッファ数を指定します。

詳細は,マニュアル「OpenTP1 プロトコル」の該当するプロトコル編の,mcftalccn定義コマンド(TP1/NET/UDPの場合はmcftalcle定義コマンド)の注意事項を参照してください。

なお,mcftlsbufコマンドに-mオプションを指定して実行すると,最大バッファ使用数を確認できます。mcftlsbufコマンドについては,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」を参照してください。

extend=拡張バッファ数 〜〈符号なし整数〉((0〜65535))《0》

countオペランドで指定したバッファがいっぱいになった場合に拡張するバッファの数を指定します。