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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 システム定義


システムサービス構成定義

〈このページの構成〉

形式

set形式

〔set uap_conf=Y|N〕
〔set dam_conf=Y|N〕
〔set tam_conf=Y|N〕
〔set que_conf=Y|N〕
〔set ha_conf=Y|N〕
〔set jar_conf=Y|N〕
〔set clt_conf=Y|N〕
〔set ist_conf=Y|N〕
〔set rmm_conf=Y|N〕
〔set xat_conf=Y|N〕
〔set mqa_conf=Y|N

コマンド形式

dcsvstart -m システムサービス名〕

機能

同一マシンで一つのOpenTP1システムとしてシステム起動時に一緒に開始するサービス群の構成を定義します。

説明

set形式のオペランド

uap_conf=Y|N

 〜《N》

このノードでOpenTP1システム起動時に,一緒にユーザサーバを起動するかどうかを指定します。

Y

このノードでOpenTP1システム起動時に,一緒にユーザサーバを起動します。

N

このノードでOpenTP1システム起動時に,一緒にユーザサーバを起動しません。

このオペランドにYを指定した場合,一緒に起動するユーザサーバをユーザサービス構成定義に定義しておく必要があります。

dam_conf=Y|N

 〜《N》

このノードでDAMサービスを使用するかどうかを指定します。

Y

このノードでDAMサービスを使用します。

N

このノードでDAMサービスを使用しません。

tam_conf=Y|N

 〜《N》

このノードでTAMサービスを使用するかどうかを指定します。

Y

このノードでTAMサービスを使用します。

N

このノードでTAMサービスを使用しません。

que_conf=Y|N

 〜《N》

このノードでメッセージキューサービス(MCFサービス)を使用するかどうかを指定します。

Y

このノードでメッセージキューサービスを使用します。

N

このノードでメッセージキューサービスを使用しません。

ha_conf=Y|N

 〜《N》

このノードで系切り替え機能を使用するかどうかを指定します。

Y

このノードで系切り替え機能を使用します。

N

このノードで系切り替え機能を使用しません。

jar_conf=Y|N

 〜《N》

このノードでグローバルアーカイブジャーナルサービスを実行するかどうかを指定します。

Y

グローバルアーカイブジャーナルサービスを実行します。

N

グローバルアーカイブジャーナルサービスを実行しません。

このオペランドでYを指定する場合は,TP1/Multiが必要です。

clt_conf=Y|N

 〜《N》

このノードでクライアント拡張サービスを使用するかどうかを指定します。

Y

クライアント拡張サービスを使用します。

N

クライアント拡張サービスを使用しません。

CUPからクライアント拡張サービスを使用する場合は,Yを指定してください。

Yを指定する場合,クライアントサービス定義が必要となります。

クライアント拡張サービスは,CUPからトランザクションを起動したり,常設コネクションを確立したりする場合に指定します。

リモートAPI機能を使用する場合には,このオペランドにYを指定する必要はありません。

Yを指定する場合,ユーザサービスデフォルト定義のtrnrmid定義コマンドでリソースマネジャ拡張子を定義しないでください。定義すると,OpenTP1が起動できなくなります。

ist_conf=Y|N

 〜《N》

このノードでISTサービスを使用するかどうかを指定します。

Y

このノードでISTサービスを使用します。

N

このノードでISTサービスを使用しません。

rmm_conf=Y|N

 〜《N》

このノードでRMMサービスを使用するかどうかを指定します。

Y

このノードでRMMサービスを使用します。

N

このノードでRMMサービスを使用しません。

xat_conf=Y|N

 〜《N》

このノードでXATMI通信サービスを使用するかどうかを指定します。

Y

このノードでXATMI通信サービスを使用します。

N

このノードでXATMI通信サービスを使用しません。

TP1/NET/OSI-TP-Extendedを使用して,XATMIインタフェースでOSI TP通信を実行する場合は,Yを指定してください。TCP/IP通信だけを実行する場合は,Nを指定してください。

mqa_conf=Y|N

 〜《N》

このノードでMQAサービスを使用するかどうかを指定します。

Y

このノードでMQAサービスを使用します。

N

このノードでMQAサービスを使用しません。

コマンド形式

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