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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成の手引


4.3.1 ISTサービスのシステム構成

ISTサービスを使用するには,ノード間のISTテーブル定義の指定を合わせてください。ノード間でISTテーブル定義の指定を合わせないと,KFCA25533-Wメッセージが出力されます。ノード間でISTテーブル定義の指定が不一致の場合の例を次の図に示します。

図4‒20 ノード間でISTテーブル定義の指定が不一致の場合

[図データ]

この図の場合,ノードA,ノードB,およびノードCでISTテーブル定義に指定したテーブル名が合っていないため,予期しないテーブル情報を受信したとして,ノードAおよびノードBで,OpenTP1が終了するまで定期的にKFCA25533-Wメッセージを出力し続けます。