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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成の手引


2.1.9 エラーが発生した非同期応答型RPC要求の記述子の取得

非同期応答を特定しないdc_rpc_poll_any_replies関数【CBLDCRPC('POLLANYR')】がエラーリターンした直後に呼び出すことで,エラーが発生した非同期応答型RPC要求に対応する記述子を取得できます。

エラーが発生した非同期応答型RPC要求に対応する記述子は,dc_rpc_get_error_descriptor関数【CBLDCRPC('GETERDES')】で取得します。

非同期応答の記述子を取得できるのは,SPP側でエラーが発生した場合だけです。

dc_rpc_poll_any_replies関数【CBLDCRPC('POLLANYR')】の呼び出し側でエラーが発生した場合には,dc_rpc_get_error_descriptor関数【CBLDCRPC('GETERDES')】で非同期応答の記述子を取得できません。