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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成の手引


1.1.3 メッセージキューイング機能を使った形態のアプリケーションプログラム

メッセージキューイング機能とは,データを格納するキュー(メッセージキュー)に情報を登録したり,情報を取り出したりして通信する形態です。相手システムのアプリケーションプログラムが稼働していなくても,データを送信したり受信したりできるので,電子メールのように通信できます。

メッセージキューイング機能を使うときは,UAPからメッセージキューインタフェース(MQI)というAPIを使って操作します。

メッセージキューイング機能を使うOpenTP1のノードには,TP1/Message Queueが必要です。メッセージキューイング機能の使い方については,マニュアル「TP1/Message Queue 使用の手引」を参照してください。

メッセージキューイング機能を使ったUAPの概要を次の図に示します。

図1‒4 メッセージキューイング機能を使ったUAPの概要

[図データ]