COBOL2002 使用の手引 操作編
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TDコマンドの解析方法を指定します。
- 形式
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- 下記の説明で,特殊文字とは次の文字です。
- + - * / = \ ' " ; . , ( ) < > & :
- NOCASE
同じ文字を表す英大文字と英小文字,英数字文字と拡張文字を同じに扱います。
・COBOL2002の予約語と特殊文字は,英数字文字と拡張文字のどちらでも指定できます。
・データ名の拡張文字と英小文字は,英数字文字の英大文字に変換されます。
- CASE1
同じ文字を表す英数字文字の英大文字と英小文字を同じに扱います。英数字文字と拡張文字は区別します。
・COBOL2002の予約語と特殊文字は,英数字文字で指定します。
・データ名の英数字文字の英小文字は英大文字に変換されます。拡張文字のデータ名は変換しません。
- CASE2
同じ文字を表す英大文字と英小文字,英数字文字と拡張文字を区別します。
・COBOL2002の予約語と特殊文字は,英数字文字の英大文字で指定します。
・データ名は変換しません。
- 2002SYNTAX
TDコマンドのオペランドに指定する利用者定義語の最大長をCOBOL2002の規則と同等にします。利用者定義語に関する詳細については,マニュアル「COBOL2002 言語 標準仕様編」を参照してください。
- 85SYNTAX
TDコマンドのオペランドに指定する利用者定義語の最大長をCOBOL85の規則と同等にします。
- 注意事項
- バッチモードの起動コマンドで-SyntaxOnlyオプションの指定の有無に関係なく,指定は有効となります。
- 使用例
- DISPLAY DATAコマンドのデータ名data1およびdata2は,英小文字のまま扱われます。
#OPTION NOCASE
SET BREAK STATEMENT(#PROGRAM( PROG ) 100) DO
#OPTION CASE2
DISPLAY DATA( data1 )
ENDDO
DISPLAY DATA( data2 )
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