COBOL2002 使用の手引 操作編
テストプログラムの実行を制御したり,実行状態を追跡したりするTDコマンドの一覧を次に示します。
表5-4 実行を制御したり,実行状態を追跡したりするTDコマンドの一覧
| 目的 | コマンド名 |
|---|---|
| プログラムの実行を中断させる中断点を設定する。 | SET BREAK |
| SET BREAKコマンドで設定した中断点を解除する。 | RESET BREAK |
| 設定されている中断点の一覧を表示する。 | DISPLAY BREAK |
| プログラムの実行を中断する条件を設定する。 | SET WATCH |
| SET WATCHコマンドで設定したデータ監視条件を解除する。 | RESET WATCH |
| プログラムが起動前状態のときは,実行を開始する。中断状態のときは,実行を再開する。 | GO |
| プログラムを1文実行して中断する。 | STEP IN |
| プログラムを1文実行して中断する。ただし,CALL文,関数呼び出しを持つ文およびINVOKE文は1文として実行する。 | STEP OVER |
| プログラムの中断時に,実行を再開する位置を変更する。 | STEP TO |
| 実行中のプログラムを強制的に終了する。 | STOP |
| プログラムの実行を追跡し,指定した単位で通過点を表示する。 | SET TRACE |
| SET TRACEコマンドで開始したトレース表示を中止する。 | RESET TRACE |
| フロー情報の蓄積を開始する。 | SET FLOW |
| フロー情報の蓄積を中止する。 | RESET FLOW |
| 蓄積されているフロー情報を表示する。 | DISPLAY FLOW |
| プログラムが中断している現在位置を表示する。 | DISPLAY POINT |
All Rights Reserved. Copyright (C) 2014, 2017, Hitachi, Ltd.