COBOL2002 使用の手引 手引編

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付録A.4 Unicodeの場合

Unicodeについては,「27. Unicode機能(HP-UX(IPF),AIX(32),AIX(64),Linux(x86),Linux(x64)で有効)」を参照してください。

<この項の構成>
(1) UTF-8の動作環境(Linux(x86),Linux(x64)で有効)
(2) Unicodeデータを扱うCOBOLプログラム(HP-UX(IPF),AIX(32),AIX(64),Linux(x86),Linux(x64)で有効)

(1) UTF-8の動作環境(Linux(x86),Linux(x64)で有効)

環境変数LANGにUTF-8に対応した設定値が設定された環境(UTF-8環境)では,コンパイル時および実行時の動作環境がUTF-8となります。UTF-8環境では,シフトJISコードで記述されたCOBOLソースをコンパイルおよび実行できます。UTF-8に対応した環境変数LANGの設定値を次に示します。

表A-4 動作環境がUTF-8となる環境変数LANGの設定値

OS 環境変数LANGの設定値
Linux(x86)
Linux(x64)
ja_JP.UTF-8
ja_JP.utf8

注意事項

(2) Unicodeデータを扱うCOBOLプログラム(HP-UX(IPF),AIX(32),AIX(64),Linux(x86),Linux(x64)で有効)

COBOL2002では,Unicode機能を使用してUnicodeのデータを扱うCOBOLプログラムをコンパイルおよび実行できます。Unicode機能の詳細は,「27. Unicode機能(HP-UX(IPF),AIX(32),AIX(64),Linux(x86),Linux(x64)で有効)」を参照してください。