COBOL2002 使用の手引 手引編

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28. 数字項目のけた拡張機能(HP-UX(IPF64),AIX(64),Linux(x64)で有効)

数字項目のけた拡張機能は,数字項目,数字編集項目,および数字定数で扱えるけた数の上限を18けたから38けたに拡張し,算術演算,転記,および比較条件で使用できるようにします。この章では,数字項目のけた拡張機能について説明します。

この機能は,HP-UX(IPF64) COBOL2002,AIX(64) COBOL2002,Linux(x64) COBOL2002で使用できます。なお,けた拡張機能のうち,数字けた位置の個数が19〜38の数字編集項目を定義できるのは,AIX(64) COBOL2002,Linux(x64) COBOL2002だけです。また,エンディアン切換えができるのは,Linux(x64) COBOL2002だけです。

<この章の構成>
28.1 数字項目のけた拡張機能の概要
28.2 数字項目のけた拡張機能の詳細
28.3 数字項目のけた拡張機能での演算の中間結果
28.4 数字項目のけた拡張機能に対応する機能一覧
28.5 数字項目のけた拡張機能の注意事項