COBOL2002 使用の手引 手引編
COBOL入出力サービスルーチンでのラージファイル入出力機能は,ファイル編成が順編成ファイルのときに有効になります。
COBOL入出力サービスルーチンにラージファイル入出力機能を適用するには,次の方法があります。
ファイルごとにラージファイル入出力機能を適用するには,管理情報インタフェース領域のラージファイル対応オプションにCBLCOM_LARGEFILEを指定します。
環境変数CBLLARGEFILEにYESを指定したとき,ラージファイル入出力機能を適用しないファイルに対しては,CBLCOM_NOLARGEFILEを指定してください。
実行単位中のすべてのファイルにラージファイル入出力機能を適用するには,次の方法があります。
環境変数CBLLARGEFILEと管理情報インタフェース領域のラージファイル対応オプションの組み合わせを次の表に示します。
表13-8 環境変数CBLLARGEFILEとラージファイル対応オプションの組み合わせ
ラージファイル対応オプション | 環境変数CBLLARGEFILE | |
---|---|---|
YES | 指定なし | |
CBLCOM_ENVLARGEFILE | ○ | × |
CBLCOM_NOLARGEFILE | × | × |
CBLCOM_LARGEFILE | ○ | ○ |
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