COBOL2002 使用の手引 手引編
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- 形式
CBLD_ファイル名={ LARGEFILE | NOLARGEFILE }
- LARGEFILE
- ラージファイル入出力機能が有効になります。
- NOLARGEFILE
- ラージファイル入出力機能を使用しないで,通常の入出力をします。
実行時環境変数CBLD_ファイル名の詳細については,「35.3 プログラムの実行環境の設定」を参照してください。
- 実行単位中のすべてのファイルに指定する方法(HP-UX(IPF),AIX(32),AIX(64),Linux(x86),Linux(x64)で有効)
- 形式
CBLLARGEFILE=YES
- 注意事項
- 実行時環境変数CBLD_ファイル名=LARGEFILE/NOLARGEFILEと,CBLLARGEFILE=YESを同時に指定した場合,実行時環境変数CBLD_ファイル名=LARGEFILE/NOLARGEFILEの指定が優先されます。
- 実行時環境変数「CBLD_ファイル名」と「CBLLARGEFILE」の関係を次に示します。
CBLLARGEFILE |
CBLD_ファイル名 |
LARGEFILE |
NOLARGEFILE |
指定なし |
YES |
○ |
× |
○ |
YES以外,または実行時環境変数指定なし |
○ |
× |
× |
- (凡例)
- ○:ラージファイル入出力機能を適用する
- ×:ラージファイル入出力機能を適用しない
- ファイル編成
- ラージファイル入出力機能は,次のファイル編成で使用できます。
- 順編成ファイル
- テキスト編成ファイル
- CSV編成ファイル
- ファイルシステム
- ラージファイルを使用するためには,ファイルシステムの属性がラージファイルに対応している必要があります。ファイルシステム属性については,システムのマニュアルを参照してください。
- また,作成できるファイルサイズについては,システム資源の制限が設定されている場合があります。詳細は,システムのulimitコマンドなどについて記載されたマニュアルを参照してください。
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