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Linux(R),HP-UX 通信管理 XNF/LS 使用の手引


付録E.4 コマンド

XNF/HとXNF/LSとのコマンド文法の相違点を表E-3に示します。また,XNF/LSで削除されたコマンドを表E-4に示します。

表E‒3 XNF/HとXNF/LSとのコマンド文法の相違点

コマンド名

オプション

説明

XNF/H

XNF/LS

comlog

なし

エラーメッセージを表示

xnfedit

-i 入力ファイル名称

採取したトレースのファイル名称を指定

-f 出力ファイル名称

編集結果を出力するファイル名称を指定

-x キーワード

キーワードを指定

※1

-n 名称

リソース名称を指定

-t 編集開始時刻

編集を開始するトレースのレコード採取時刻を指定

-e 編集終了時刻

編集を終了するトレースのレコード採取時刻を指定

-H

回線のハードウェアトレースを編集

-u

編集しない状態でトレースを出力

xnfgen

全オプション省略

XNF/H

ゼネレーション番号の使用状況一覧を標準出力に表示

XNF/LS

ゼネレーション済みの定義ファイルの内容を標準出力に表示

-f 定義ファイル名称

定義ファイルの名称を指定

-c

構成定義文の文法をチェック

-n ゼネレーション番号

ゼネレーション番号を指定

×

-r

指定したゼネレーション番号を再IPL時に起動

×

-d ゼネレーション番号

ゼネレーション環境を削除

×

xnfshow

-x

キーワードを指定

※2

-i 内部AP名称

内部AP名称を指定

-P プロセスID

プロセスIDに対応するAPを表示

-A

アクティブ状態のAPを一覧表示

-I

インアクティブ状態のAPを一覧表示

-b

バッファの使用状況を表示

-n

指定したリソースやチャンネルラインなどの状態を表示

×

-t

NCAM・SLUSインタフェースのLUのチューニング情報を表示

-c

使用しているパス,コネクションリソース,相手局ホストなどの状態を表示

×

-d

PUまたはLUの状態を表示

-s

HNA2スロットの状態を表示

xnfstart

-R

開始後に構成を追加

×

-n ゼネレーション番号

ゼネレーション番号を指定

×

xnfstop

なし

XNF/H

XNF/Hを終了

XNF/LS

XNF/LSを終了

xnftdump

-f ダンプ出力ファイル名称

ダンプを出力するファイル名称を指定

-e ダンプ入力ファイル名称

ダンプファイルからダンプを編集するときに指定

-E

メモリから直接ダンプを編集するときに指定

-o 編集出力ファイル名称

ダンプの編集結果を出力するファイル名称を指定

xnftrace

全オプション省略

トレース採取中のリソース名称,ファイル名称,およびラップアラウンド長を表示

-s

トレースの採取を開始

-e

トレースの採取を終了

-x キーワード

キーワードを指定

※1

-n 名称

リソース名称を指定

-f ファイル名称

トレース出力ファイルのファイル名称を指定

-w ラップアラウンド長

ラップアラウンド長を指定

-M ファイル名称

事前に割り当てるトレース出力ファイルのファイル名称を指定

×

-R ファイル名称

トレース出力を切り替えるファイルのファイル名称を指定

×

(凡例)

○:サポート

×:未サポート

−:サポート対象外(回線接続またはチャネル接続)

注※1

tli指定およびsocket指定だけサポートしています。

注※2

tli指定だけサポートしています。

表E‒4 XNF/LSで削除されたコマンド(XNF/HとXNF/LSの相違点)

コマンド名称

備考

xnfdelete

RFC1006プロトコルに基づくOSI通信では,XNF/Hもサポートしていません。

xnfoffline

RFC1006プロトコルに基づくOSI通信では,XNF/Hもサポートしていません。

xnfonline

RFC1006プロトコルに基づくOSI通信では,XNF/Hもサポートしていません。

xnftpprmgen

XNF/LSでは,xnfgenコマンドに統合しました。

xnftpstop

XNF/LSでは,xnfstopコマンドに統合しました。

xnftune

なし