付録D.4 コマンド
XNF/ASとXNF/LSとのコマンド文法の相違点を表D-4に示します。また,XNF/LSで削除されたコマンドを表D-5に示します。
表D‒4 XNF/ASとXNF/LSとのコマンド文法の相違点
コマンド名
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オプション
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説明
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XNF/AS
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XNF/LS
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comlog
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なし
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エラーメッセージを表示
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○
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○
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xnfdelete
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-n 名称
|
リソース名称を指定
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○
|
○
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-x キーワード
|
キーワードを指定
|
○
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−
|
xnfedit
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-i 入力ファイル名称
|
採取したトレースのファイル名称を指定
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○
|
○
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-f 出力ファイル名称
|
編集結果を出力するファイル名称を指定
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○
|
○
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-x キーワード
|
キーワードを指定
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○
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○※1
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-a 内部名称
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APを特定してトレースを編集
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○
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−
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-n 名称
|
リソース名称を指定
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○
|
−
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-t 編集開始時刻
|
編集を開始するトレースのレコード採取時刻を指定
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○
|
○
|
-e 編集終了時刻
|
編集を終了するトレースのレコード採取時刻を指定
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○
|
○
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-S
|
回線のソフトウェアトレースを編集
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○
|
−
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-H
|
回線のハードウェアトレースを編集
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○
|
−
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-u
|
編集しない状態でトレースを出力
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○
|
○
|
-d
|
フレーム名称などを編集出力しない
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○
|
−
|
xnfgen
|
全オプション省略
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- XNF/AS
-
ゼネレーション番号の使用状況一覧を標準出力に表示
- XNF/LS
-
ゼネレーション済みの定義ファイルの内容を標準出力に表示
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○
|
○
|
-f 定義ファイル名称
|
定義ファイルの名称を指定
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○
|
○
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-c
|
構成定義文の文法をチェック
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○
|
○
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-n ゼネレーション番号
|
ゼネレーション番号を指定
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○
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×
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-r
|
指定したゼネレーション番号を再IPL時に起動
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○
|
×
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-d ゼネレーション番号
|
ゼネレーション環境を削除
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○
|
×
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xnfoffline
|
-n 名称
|
リソース名称を指定
|
○
|
○
|
xnfonline
|
-n 名称
|
リソース名称を指定
|
○
|
○
|
xnfshow
|
-x
|
キーワードを指定
|
○
|
○※2
|
-i 内部AP名称
|
内部AP名称を指定
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○
|
○
|
-P プロセスID
|
プロセスIDに対応するAPを表示
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○
|
○
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-A
|
アクティブ状態のAPを一覧表示
|
○
|
○
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-I
|
インアクティブ状態のAPを一覧表示
|
○
|
○
|
-b
|
バッファの使用状況を表示
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○
|
○
|
-n
|
指定したリソースやチャンネルラインなどの状態を表示
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○
|
○
|
-t
|
NCAM・SLUSインタフェースのLUのチューニング情報を表示
|
○
|
−
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-c
|
使用しているパス,コネクションリソース,相手局ホストなどの状態を表示
|
○
|
○
|
-d
|
PUまたはLUの状態を表示
|
○
|
−
|
-h
|
回線種別,PUの状態,経路の状態,VASS番号など,HNA1次局の状態を表示
|
○
|
−
|
-x hna2 -s
|
HNA2スロットの状態を表示
|
○
|
−
|
-x tpvc -s
|
パス接続重複チェック機能で使用するサーバIDを表示
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○
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○※3
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-b -r
|
バッファの使用状況を表示したあと,過去最大使用数および発生時刻をリセット
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○
|
×
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-b -m
|
バッファの使用状況で表示する,過去最大使用数が発生した時刻(タイムスタンプ)を表示
|
○
|
×
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xnfstart
|
-R
|
開始後に構成を追加
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○
|
○
|
-n ゼネレーション番号
|
ゼネレーション番号を指定
|
○
|
×
|
xnfstop
|
なし
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- XNF/AS
-
XNF/ASを終了
- XNF/LS
-
XNF/LSを終了
|
○
|
○
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xnftdump
|
-f ダンプ出力ファイル名称
|
ダンプを出力するファイル名称を指定
|
○
|
○
|
-e ダンプ入力ファイル名称
|
ダンプファイルからダンプを編集するときに指定
|
○
|
○
|
-E
|
メモリから直接ダンプを編集するときに指定
|
○
|
○
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-o 編集出力ファイル名称
|
ダンプの編集結果を出力するファイル名称を指定
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○
|
○
|
xnftrace
|
全オプション省略
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トレース採取中のリソース名称,ファイル名称,およびラップアラウンド長を表示
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○
|
○
|
-s
|
トレースの採取を開始
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○
|
○
|
-e
|
トレースの採取を終了
|
○
|
○
|
-x キーワード
|
キーワードを指定
|
○
|
○※1
|
-a 内部名称
|
APまたはPUを特定してトレース採取
|
○
|
−
|
-n 名称
|
リソース名称を指定
|
○
|
−
|
-f ファイル名称
|
トレース出力ファイルのファイル名称を指定
|
○
|
○
|
-w ラップアラウンド長
|
ラップアラウンド長を指定
|
○
|
○
|
-H
|
回線のハードウェアトレースを開始または終了
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○
|
−
|
-O トレースオプション
|
採取するトレースを変更
|
○
|
−
|
-l 回線トレースデータ長
|
回線トレースデータ長の最大値を指定
|
○
|
−
|
-M ファイル名称
|
事前に割り当てるトレース出力ファイルのファイル名称を指定
|
×
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○※4
|
-R ファイル名称
|
トレース出力を切り替えるファイルのファイル名称を指定
|
×
|
○※4
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- (凡例)
-
○:サポート
×:未サポート
−:サポート対象外(回線接続またはチャネル接続)
- 注※1
-
tli指定およびsocket指定だけサポートしています。
- 注※2
-
tli指定およびtpvc指定だけサポートしています。
- 注※3
-
HP-UX 11i(IPF)ではサポートしていません。
- 注※4
-
XNF/ASでは,xnftrace2コマンドの機能に該当します。
表D‒5 XNF/LSで削除されたコマンド(XNF/ASとXNF/LSの相違点)
コマンド名称
|
備考
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xnfboot
|
XNF/LSでは,xnfstartコマンドに統合しました。
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xnfshutdown
|
XNF/LSでは,xnfstopコマンドに統合しました。
|
xnftpprmgen
|
XNF/LSでは,xnfgenコマンドに統合しました。
|
xnftpstop
|
XNF/LSでは,xnfstopコマンドに統合しました。
|
xnftrace2
|
XNF/LSでは,xnftraceコマンドに統合しました。
|
xnftune
|
なし
|
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