Hitachi

Linux(R),HP-UX 通信管理 XNF/LS 使用の手引


4.3.1 configuration(構成定義開始宣言文)

〈この項の構成〉

(1) 機能

XNF/LSの構成定義の開始を宣言します。この定義文に続いて,各定義文を定義します。

(2) 定義条件

構成定義文全体に対して,定義の先頭に1回だけ必ず定義します。

(3) 書き方

[図データ]

(4) オペランド

OSI拡張高信頼化機能を使用する場合,configuration文のすべてのオペランドを定義する必要があります。

(a) version

バージョン番号 〜<10進数>((0〜99))

定義文の履歴を管理するバージョン番号を指定します。このオペランドは,ユーザが構成定義を管理するために使用します。

(b) max_TSAP

最大TSAP数 〜<10進数>((1〜2048))

TSAPを同時に使用する最大数を指定します。

(c) max_TPTCP_connection

最大トランスポートコネクション数 〜<10進数>((1〜2048))

同時に使用できるトランスポートコネクション数の最大数を指定します。このオペランドは,max_TPTCPと省略して指定することもできます。

(d) max_TPTCP_VC

OSI拡張高信頼化機能の最大仮想サーバ数 〜<10進数>((1〜64))

OSI拡張高信頼化機能で使用する最大仮想サーバ数を指定します。

このオペランドを省略すると,OSI拡張高信頼化機能を使用したホストとの通信ができません。

このオペランドを指定する場合,次のオペランドを同時に指定してください。

  • max_TPTCP_pathオペランド

  • max_TPTCP_vhostオペランド

(e) max_TPTCP_path

OSI拡張高信頼化機能の最大パス数 〜<10進数>((1〜64))

OSI拡張高信頼化機能で使用するホストから接続可能なパスの最大値を指定します。

このオペランドを省略すると,OSI拡張高信頼化機能を使用したホストとの通信ができません。

このオペランドを指定する場合,次のオペランドを同時に指定してください。

  • max_TPTCP_VCオペランド

  • max_TPTCP_vhostオペランド

(f) max_TPTCP_vhost

OSI拡張高信頼化機能の最大接続相手仮想ホスト数 〜<10進数>((1〜64))

OSI拡張高信頼化機能で使用する仮想サーバの接続先相手仮想ホストの最大数を指定します。

このオペランドを省略すると,OSI拡張高信頼化機能を使用したホストとの通信ができません。

このオペランドを指定する場合,次のオペランドを同時に指定してください。

  • max_TPTCP_VCオペランド

  • max_TPTCP_pathオペランド