Hitachi

Linux(R),HP-UX 通信管理 XNF/LS 使用の手引


3.9.2 パス接続重複チェック機能を使用するときの注意事項

〈この項の構成〉

(1) サーバとサーバモードで動作するホストが混在する場合の注意事項

VOS3 XNF/TCP仮想サーバ連携機能によるホスト間接続のサーバモードで動作するホストにサーバIDが指定されていることがあります。図3-3のようにサーバとサーバモードで動作するホストが混在する場合,サーバIDはホストとサーバで重複しないように指定する必要があります。

図3‒3 ホストとサーバにサーバIDを指定する構成例

[図データ]

(2) 系切り替えの環境を構築している場合の注意事項

HAモニタなどを使用して系切り替え環境を構築している場合でも,サーバIDはXNF/LSごとに一意にする必要があります。

(3) パス接続重複チェック機能をサポートしていないバージョンを使用する場合の注意事項

XNF/LS/Host Adaptor 01-01とVOS3 XNF/TCP/SERVER SUPPORT 01-02以降のバージョンで接続する場合,パス接続時に必ずKANF26229-Eメッセージが出力されます。詳細については,「6.2 メッセージの詳細」を参照してください。