通信管理 XNF/AS プログラマーズガイド OSI編
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(1) CP-AARQ-APDU(ENABLE獲得型,受け入れ型)
CP-AARQ-APDU形式を図3-5に示します。
図3-5 CP-AARQ-APDU形式
![[図データ]](FIGURE/ZU030050.GIF)
- 説明
- 発呼側Pセレクタと着呼側Pセレクタの二つのパラメタから構成されます。オプションパラメタです。
データ長:0〜44バイト
| ENABLE |
発呼側Pセレクタ |
着呼側Pセレクタ |
| 獲得型 |
構成定義またはO_spsapのPセレクタ |
O_psapのPセレクタ |
| 受け入れ型 |
O_psapのPセレクタ |
構成定義またはO_spsapのPセレクタ |
- ユーザ通信エンティティが使用するプレゼンテーションコンテキスト識別子と抽象構文および複数の転送構文から成り,複数のコンテキストを定義できます。必須パラメタです。
データ長:15〜nバイト(O_pctxdのデータ長+1)
- ユーザ通信エンティティのサービス要素名称です。必須パラメタです。
データ長:5〜nバイト(O_apctxのデータ長+1)
- ACSEを使用するユーザ通信エンティティのAP名称です。発呼側AP名称と着呼側AP名称の二つのパラメタから構成されます。各AP名称は,APタイトル,AE修飾子,APインボケーションID,およびAEインボケーションIDの四つのパートから構成されます。すべてオプションパラメタです。
データ長:0〜nバイト(O_mapti,O_yapti,O_maequ,O_yaequ,O_mapid,O_yapid,O_maeid,O_yaeidのデータ長+1〜28)
- ACSEのEXTERNALというデータ構造を持つACSEデータです。ユーザバッファを使用します。オプションパラメタです。ユーザAPDUが存在するときは必須です。
データ長:0〜nバイト(O_rdtlen,O_sdtlenで示す長さ)
(2) CPA-AARE-APDU(ENABLE応答型,RECEIVE確立確認)
CPA-AARE-APDU形式を図3-6に示します。
図3-6 CPA-AARE-APDU形式
![[図データ]](FIGURE/ZU030060.GIF)
- 説明
- 応答側Pセレクタであり,オプションパラメタです。
データ長:0〜22バイト(O_psapのPセレクタのデータ長+1)
- ユーザ通信エンティティが指定したプレゼンテーションコンテキスト定義に対する受諾,拒否の結果を示します。必須パラメタです。
データ長:7〜nバイト(O_pctxrのデータ長+1)
- ユーザ通信エンティティのサービス要素名称です。必須パラメタです。
データ長:5〜nバイト(O_apctxのデータ長+1)
- ACSEの受諾,拒否の結果を示します。O_efcdに結果の内容を反映します。必須パラメタです。
データ長:5〜13バイト
- ACSEの確立受諾の診断を示します。
- ACSEを使用するユーザ通信エンティティの応答側AP名称を示します。APタイトル,AE修飾子,APインボケーションID,AEインボケーションIDの四つのパートから構成されます。すべてオプションパラメタです。
データ長:0〜nバイト(O_rapti,O_raequ,O_rapid,O_raeidのデータ長+1〜14)
- ACSEのEXTERNAというデータ構造を持つACSEデータです。ユーザバッファを使用します。オプションパラメタです。ユーザAPDUが存在するときは必須です。
データ長:0〜nバイト(O_rdtlen,O_sdtlenで示す長さ)
(3) CPR-AARE-APDU(DISABLE確立拒否,RECEIVE確立確認)
CPR-AARE-APDU形式を図3-7に示します。
図3-7 CPR-AARE-APDU形式
![[図データ]](FIGURE/ZU030070.GIF)
- 注
- セション層が拒否した場合は,1〜7のパラメタは存在しません。
O_efcd,O_intrpに結果の内容を反映します。
- プレゼンテーション層が拒否した場合は,2〜7のパラメタは存在しません。
O_efcd,O_intrpに結果の内容を反映します。
- 説明
- 応答側Pセレクタであり,オプションパラメタです。
データ長:0〜22バイト(O_psapのPセレクタのデータ長+1)
- ユーザ通信エンティティが指定したプレゼンテーションコンテキスト定義に対する受諾,拒否の結果を示します。必須パラメタです。
データ長:7〜nバイト(O_pctxrのデータ長+1)
- ユーザ通信エンティティのサービス要素名称です。必須パラメタです。
データ長:5〜nバイト(O_apctxのデータ長+1)
- ACSEの受諾,拒否の結果を示します。
O_efcdに結果の内容を反映します。必須パラメタです。
データ長:5〜13バイト
- ACSEの確立拒否の理由診断を示します。
O_recodに理由診断の内容を反映します。必須パラメタです。
データ長:0〜19バイト
- ACSEを使用するユーザ通信エンティティの応答側AP名称を示します。
APタイトル,AE修飾子,APインボケーションID,AEインボケーションIDの四つのパートから構成されます。すべてオプションパラメタです。
データ長:0〜nバイト(O_rapti,O_raequ,O_rapid,O_raeidのデータ長+1〜14)
- ACSEのEXTERNALというデータ構造を持つACSEデータです。ユーザバッファを使用します。オプションパラメタです。ユーザAPDUが存在するときは必須です。
データ長:0〜nバイト(O_rdtlen,O_sdtlenで示す長さ)
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