habhd_unregvgコマンド
VGを制御グループから除外します。
構文
habhd_unregvg -g 制御グループID habhd_unregvg VG名 [VG名 ...]
説明
指定されたVGを制御グループから除外します。除外対象のVGを指定する方法は,-gオプションを使用して制御グループIDを指定する方法と,VGを個別に指定する方法の二通りがあります。制御グループIDを指定した場合は,その制御グループはVGがすべて除外され,VG未登録の状態になります。
-gオプションを使用した場合は,制御グループIDに除外対象のVGが登録された制御グループのIDの値を指定します。
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バージョン01-10まで
制御グループIDの値には0〜19を指定します。
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バージョン01-11以降
制御グループIDの値には0〜49を指定します。
なお,-gオプションを複数指定すると,最初の一つが有効になり,以降は無視されます。また,-gオプションを指定する場合は,VG名を指定しても効果はありません。
-gオプションを使用しない場合は,VG名に除外対象VGの名称を表す文字列を指定します。VG名は二つ以上指定することもできます。
このコマンドによって除外対象となったVGは,HA Boosterの制御対象から外れるだけであり,VG自体の構成は変化しません。
複数VGが指定され,制御グループに登録されていないVGが含まれる場合は,このVGについてだけエラーメッセージが表示され,それ以外のVGに対しては処理が行われます。
このコマンドを実行するユーザは,root権限を持っていなければなりません。
終了コード
- 0
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正常終了しました。
- 1
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処理中にエラーが発生しました。
使用例
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vg01,vg02,vg03を制御グループから削除します。
# habhd_unregvg vg01 vg02 vg03
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ID=2の制御グループに登録されたVGをすべて除外します。
# habhd_unregvg -g 2