8.1.2 メッセージの説明方法
- 〈この項の構成〉
(1) 説明形式
このマニュアルでのメッセージの説明形式を次に示します。
-
KDDGnnnnn-X *
メッセージテキスト
メッセージの意味を説明します。
S:DF/GW Version2がメッセージを出力したあとに実行する主な処理を示します。
U:メッセージ確認時のDF/GWシステム管理者が取る処置を示します。
(2) メッセージIDの記号の説明
このマニュアルでのメッセージIDの記号の意味を次に示します。
- KDDG:
-
DF/GW Version2のメッセージであることを示します。
- nnnnn:
-
メッセージの通し番号を示します。
- X:
-
メッセージの種類を示します。
メッセージの種類を次の表に示します。
表8‒1 メッセージの種類 種類
説明
E
DF/GW Version2の機能が正常に動作できないような障害が発生した場合に,出力されるメッセージです。
I
DF/GW Version2の動作に対するメッセージです。
W
処理が続行できるエラーが発生した場合に,出力されるメッセージです。
- *:
-
システムIDが付く形式1で出力するメッセージであることを示します。
*のないメッセージは,システムIDが付かない形式2で出力するメッセージであることを示します。
また,(*)と示しているメッセージは,システムIDが付く場合と付かない場合があることを示します。
- Y:
-
メッセージの出力先種別を示します。
メッセージ出力先種別を次の表に示します。
- '+':
-
出力される可能性のある出力先種別を,'+'でつないで示します。
- '|':
-
どちらか一方に出力されることを示します。例えば,a|b は,aまたはbのどちらかにメッセージが出力されることを示します。
(3) 注意事項
-
DF/GW Version2は,1つの原因から発生するさまざまな事象をユーザに連絡する場合,事象ごとに分けて複数のメッセージを出力します。
-
このマニュアルに記載したメッセージテキストの改行位置と,出力したメッセージの改行位置とは,一致しないことがあります。
-
「保守員に連絡してください」とは,当社社員または当社営業担当部署に連絡す ることを示します。
-
「保守用情報」とは,保守員が参照する出力情報で,ユーザには意味を持ちません。
-
メッセージテキスト中で「size」となっているものは,特に説明がないかぎり,10進数で表示されます。また,その場合の単位はバイトです。
-
メッセージログファイルは,syslogdが保守するファイルのことを示します。