4.2.3 送信権の指示
DF/GW Version2では,ホスト側からのデータ送信時およびDF/GW Version2からホストへのデータ送信時に,送信権の指示をやり取りする必要があります。そのため,DF/GW制御情報のトークン種別フィールドを送信権の指示用の領域として割り当てています。送信権の指示例を次に示します。
(1) 単一データの場合
(2) 複数データの場合
(3) データ送信後ダイアログを終了する場合
(4) 注意事項
送信権の指示を誤った場合は,処理の待ち状態になったり,データ抜けの状態になったりします。
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受信待ちとなる前の送信データにトークン種別(送信権送信)を設定しなかった場合は,まだ次のデータがあるものと判断して,ホスト側からのデータ受信待ち状態となります。
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まだ次のデータがあるのにトークン種別(送信権送信)を設定した場合は,それ以降のデータを無視して,ワークステーション/サーバ側からのデータ受信待ち状態となります。