ユーザ例外通知を利用するアプリケーションプログラムのCOBOLでの作成例を示します。これらのサンプルコードは製品で提供されています。

• ユーザ定義IDLインタフェースの例
  ユーザ定義IDLインタフェースの例を次に示します。
  

   
  //
  // "EEEfile.idl"
  //
   
  exception UserExcept {
    long value;
  };
   
  interface CBLClass
  {
    void call() raises (UserExcept);
  };
   

• IDLコンパイラが生成するクラス
  COBOL adapter for TPBrokerのIDLコンパイラはユーザ定義IDLインタフェースから次のファイルを生成します。
  
  • EEEfile_c.ocb
  • EEEfile_s.ocb
• トランザクションフレームジェネレータが生成するクラス
  OTMのトランザクションフレームジェネレータは，ユーザ定義IDLインタフェースから次の表に示すクラスを生成します。ただし，実際に生成されるのはクラスを使用するための副プログラムです。副プログラムの名称は次のとおりになります。
  

   
  "クラス名"−"メソッド名"
   

  表6-4　ユーザ例外通知を利用するアプリケーションプログラムの作成時にトランザクションフレームジェネレータが生成するクラス（COBOL）

  分類	ファイル名	副プログラムのプリフィックス（オブジェクト名）
  クライアントアプリケーション用のユーザ定義IDLインタフェース依存クラス	EEEfile_TSC_c.ocb	CBLClass_TSCprxy（TSCユーザプロキシ）
  サーバアプリケーション用のユーザ定義IDLインタフェース依存クラス	EEEfile_TSC_s.ocb	CBLClass_TSCsk（TSCユーザスケルトン） CBLClass_TSCacpt（TSCユーザアクセプタ）
  雛形クラス	EEEfile_TSC_t.ocb	CBLClass_TSCimpl（TSCユーザオブジェクト） CBLClass_TSCfact（TSCユーザオブジェクトファクトリ） TSCCBLThreadFactory（TSCユーザスレッドファクトリ） TSCCBLThread（TSCユーザスレッド）

＜この節の構成＞

6.7.1　ユーザ例外通知を利用するクライアントアプリケーションの例（COBOL）

6.7.2　ユーザ例外通知を利用するサーバアプリケーションの例（COBOL）