tscstopprc [-h] -TSCAPID アプリケーション識別子
           [-TSCDomain TSCドメイン名称] [-TSCID TSC識別子]
           [-TSCForce] [-TSCDebugInfo]
           [-TSCMyHost ホスト名称またはIPアドレス]
 

サーバアプリケーションを終了します。指定されたアプリケーション識別子を持つサーバアプリケーションに終了要求を通知し，サーバアプリケーションが終了するのを待ち合わせます。tscstopprcコマンドはTSCAdmクラスのendServerメソッドの発行を確認してリターンします。

●-h

コマンドの使用方法が表示されます。

●-TSCAPID アプリケーション識別子

〜＜1〜32文字の英数字＞

終了するプロセスのアプリケーション識別子を指定します。

●-TSCDomain TSCドメイン名称

〜＜1〜31文字の英数字＞《TSCDOMAIN》

終了するサーバアプリケーションを管理するTSCドメイン名称を指定します。"TSC"または"tsc"で始まる文字列は指定しないでください。省略した場合は"TSCDOMAIN"が設定されます。

●-TSCID TSC識別子

〜＜1〜31文字の英数字，およびピリオド（.）＞《IPアドレス》

終了するアプリケーションを管理するTSC識別子を指定します。"TSC"または"tsc"で始まる文字列は指定しないでください。ピリオド（.）は，IPアドレスを指定する場合だけ使用できます。省略した場合は，IPアドレスでTSC識別子が設定されます。

●-TSCForce

指定されたサーバアプリケーションを強制終了します。

●-TSCDebugInfo

サーバアプリケーションの強制終了時に，デバッグ情報として共用メモリダンプおよびコアファイルを取得します。-TSCDebugInfoオプションは-TSCForceオプションの指定時だけ有効です。

●-TSCMyHost ホスト名称またはIPアドレス

〜＜1〜64文字の文字列＞《hostnameコマンドで取得されるホスト名称》

マルチホームドホスト環境でOTMが使用するホスト名称またはIPアドレスを指定します。省略した場合は，hostnameコマンドで取得されるホスト名称が設定されます。

-TSCIDオプションを省略して-TSCMyHostオプションを指定した場合，デフォルトのTSC識別子は-TSCMyHostオプションで指定したIPアドレスになります。

このコマンドは次に示す戻り値をシェルに返してから，処理を終了します。

戻り値	意味
0	正常終了しました。
0以外	コマンド処理中にエラーが発生したために異常終了しました。 出力されたメッセージに従って対策したあと，再度，コマンドを実行してください。ただし，このコマンドが異常終了した場合も，サーバアプリケーションの終了処理が続行されるときがあります。