Hitachi Multi Payment Network communications server for Bank

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4.1.2 OpenTP1の定義項目

OpenTP1の定義ファイルの一覧を次に示します。

表4-1 OpenTP1の定義ファイルの一覧

ファイル名 定義の種類 サンプルファイルの有無
env システム環境定義 ×
sysconf システムサービス構成定義 ×
prc プロセスサービス定義 ×
log ログサービス定義 ×
usrrc ユーザサービスデフォルト定義 ×
HMpnOpcl 開閉局制御SPP用ユーザサービス定義
HMpnRef 一般照会SPP用ユーザサービス定義
HMpnPay 一般消込SPP用ユーザサービス定義
HMpnCan 一般取消SPP用ユーザサービス定義
HMpnNRef 国庫金照会SPP用ユーザサービス定義
HMpnNPay 国庫金消込SPP用ユーザサービス定義
HMpnNCan 国庫金取消SPP用ユーザサービス定義
HMpnLRef 地公体照会SPP用ユーザサービス定義
HMpnLPay 地公体消込SPP用ユーザサービス定義
HMpnLCan 地公体取消SPP用ユーザサービス定義
HMpnRet 再送SPP用ユーザサービス定義
HMpnWat MPNセンタ要求監視SUP用ユーザサービス定義

(凡例)
○:サンプルファイルがある
×:サンプルファイルがない

次に,OpenTP1の定義をファイルごとに説明します。なお,各項目の詳細については,マニュアル「OpenTP1 Version 5 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 システム定義」または,マニュアル「OpenTP1 Version 6 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 システム定義」を参照してください。

また,各定義ファイルの記述例については,「4.6 定義ファイルの記述例(通信サーバfor Bank単独でのHA構成の場合)」または,「4.7 定義ファイルの記述例(通信サーバBaseと通信サーバfor Bank双方でのHA構成の場合)」を参照してください。

<この項の構成>
(1) システム環境定義(env)
(2) システムサービス構成定義(sysconf)
(3) プロセスサービス定義(prc)
(4) ログサービス定義(log)
(5) ユーザサービスデフォルト定義(usrrc)
(6) 開閉局制御SPP用ユーザサービス定義(HMpnOpcl)
(7) 一般照会SPP用ユーザサービス定義(HMpnRef)
(8) 一般消込SPP用ユーザサービス定義(HMpnPay)
(9) 一般取消SPP用ユーザサービス定義(HMpnCan)
(10) 国庫金照会SPP用ユーザサービス定義(HMpnNRef)
(11) 国庫金消込SPP用ユーザサービス定義(HMpnNPay)
(12) 国庫金取消SPP用ユーザサービス定義(HMpnNCan)
(13) 地公体照会SPP用ユーザサービス定義(HMpnLRef)
(14) 地公体消込SPP用ユーザサービス定義(HMpnLPay)
(15) 地公体取消SPP用ユーザサービス定義(HMpnLCan)
(16) 再送SPP用ユーザサービス定義(HMpnRet)
(17) MPNセンタ要求監視SUP用ユーザサービス定義(HMpnWat)

(1) システム環境定義env

システム環境定義には,サンプルファイルがありません。ファイルを作成し,次の表に示す項目を必ず定義してください。表中にない項目については,環境に合わせて定義できます。なお,定義値に環境変数を指定することはできません。

表4-2 システム環境定義

項目名 説明 定義値 定義値の変更
mode_conf OpenTP1システムの開始方法を指定します。 任意
user_command_online システム開始/完了コマンドを次の形式で指定します。
(通信サーバfor Bankセットアップディレクトリ)/bin/HMpnUsrCmdOnline
任意
system_init_watch_time システム初期化処理の待ち時間の最大値(単位:秒)を指定します。 任意
HMPNDIR 通信サーバfor Bankのセットアップディレクトリを指定します。 任意
LANG 言語環境を指定します。Ja_JPまたはCを指定してください。 任意
LIBPATH 共用ライブラリのサーチパスを次の形式で指定します。
(通信サーバfor Bankセットアップディレクトリ)/lib:(OpenTP1セットアップディレクトリ)/lib:/usr/lib:/lib
任意
NLSPATH メッセージカタログへのパスを次の形式で指定します。
(通信サーバfor Bankセットアップディレクトリ)/lib/msg/%L/%N
任意
PATH コマンドが動作するために必要なパスを次の形式で指定します。
(OpenTP1セットアップディレクトリ)/bin:(通信サーバfor Bankセットアップディレクトリ)/bin:/usr/bin
任意

(凡例)
○:「説明」欄の条件で,任意の値を指定できる

(2) システムサービス構成定義sysconf

システムサービス構成定義には,サンプルファイルがありません。ファイルを作成し,次の表に示す項目を必ず定義してください。表中にない項目については,環境に合わせて定義できます。

表4-3 システムサービス構成定義

項目名 説明 定義値 定義値の変更
ha_conf 系切り替えを使用するかどうかを指定します。 Y ×

(凡例)
×:必ず「定義値」欄の値を指定する

注※
HA構成の場合,「定義値」欄のとおりに指定してください。

(3) プロセスサービス定義prc

プロセスサービス定義には,サンプルファイルがありません。ファイルを作成し,次の表に示す項目を必ず定義してください。表中にない項目については,環境に合わせて定義できます。

表4-4 プロセスサービス定義

項目名 説明 定義値 定義値の変更
prcsvpath ユーザサーバのパス名を次の形式で指定します。
(通信サーバfor Bankセットアップディレクトリ)/aplib
任意

(凡例)
○:「説明」欄の条件で,任意の値を指定できる

(4) ログサービス定義log

ログサービス定義には,サンプルファイルがありません。ファイルを作成し,次の表に示す項目を必ず定義してください。また,必ず定義値に記載している値を定義してください。表中にない項目については,環境に合わせて定義できます。

表4-5 ログサービス定義

項目名 説明 定義値 定義値の変更
log_notify_out メッセージログ通知機能を使用するかどうかを指定します。 Y ×
log_notify_allno メッセージログのシステム内の通番を付けるかどうかを指定します。 N ×
log_notify_prcid 要求元のプロセスのプロセスIDを付けるかどうかを指定します。 N ×
log_notify_prcno メッセージログのプロセス内の通番を付けるかどうかを指定します。 N ×
log_notify_sysid OpenTP1識別子を付けるかどうかを指定します。 N ×
log_notify_date メッセージログの出力要求時の日付を付けるかどうかを指定します。 N ×
log_notify_time メッセージログの出力要求時の時刻を付けるかどうかを指定します。 N ×
log_notify_hostname メッセージログの出力要求元のホスト名を付けるかどうかを指定します。 N ×
log_notify_pgmid メッセージログの出力要求元のプログラムIDを付けるかどうかを指定します。 N ×

(凡例)
×:必ず「定義値」欄の値を指定する

(5) ユーザサービスデフォルト定義usrrc

ユーザサービスデフォルト定義には,サンプルファイルがありません。ファイルを作成し,次の表に示す項目を必ず定義してください。表中にない項目については,環境に合わせて定義できます。

表4-6 ユーザサービスデフォルト定義

項目名 説明 定義値 定義値の変更
HMPNDIR 通信サーバfor Bankのセットアップディレクトリを絶対パスで指定します。 任意
PDHOST HiRDBのホスト名を指定します。 任意
PDNAMEPORT HiRDBのポート番号を指定します。使用するHiRDBのシステム共通定義の「pd_name_port」に定義されている値を指定してください。 任意
PDUSER HiRDBのユーザー名およびパスワードを「ユーザー名/パスワード」の形式で指定します。ユーザー名およびパスワードに英小文字を使用する場合は,「'"ユーザー名"/"パスワード"'」の形式で指定してください。なお,ここで指定したユーザーに対して,スキーマの定義権限を与えておく必要があります。 任意
LIBPATH 共用ライブラリのサーチパスを指定します。
(通信サーバfor Bankセットアップディレクトリ)/lib:(HiRDBセットアップディレクトリ)/client/lib:(OpenTP1セットアップディレクトリ)/lib:/usr/lib:/lib
任意
NLSPATH メッセージカタログのサーチパスを指定します。
(通信サーバfor Bankセットアップディレクトリ)/lib/msg/%L/%N
任意

(凡例)
○:「説明」欄の条件で,任意の値を指定できる

注※
HA構成でHiRDBと通信サーバfor Bankを同一マシン上に構成する場合は,HiRDB用エイリアスIPのホスト名を指定してください。また,この指定の詳細については,マニュアル「高信頼化システム監視機能 HAモニタ」を参照してください。

(6) 開閉局制御SPP用ユーザサービス定義HMpnOpcl

開閉局制御SPP用ユーザサービス定義には,サンプルファイルがあります。サンプルファイルの項目には,定義値を変更できる項目と変更できない項目があります。変更できる項目は,必要に応じて,定義値を変更してください。

サンプルファイルの項目を次の表に示します。表中にない項目については,環境に合わせて定義できます。

表4-7 開閉局制御SPP用ユーザサービス定義

項目名 説明 サンプルファイルの値 変更
service_group サービスグループ名を指定します。 hmpn_commng_srvgrp ×
module 実行形式プログラム名を指定します。 HMpnOpcl ×
service サービスグループに属するサービス名とそのサービスを提供するエントリポイント名の組をすべてのサービスについて指定します。 hmpn_open=hmpn_open,hmpn_close=hmpn_close,hmpn_pre_close=hmpn_pre_close,hmpn_counter=hmpn_counter,hmpn_rec_chk=hmpn_rec_chk ×
parallel_count サービスグループ内のサービスを並行処理するプロセス数を指定します。 1 ×
hold サービスグループ下のサービスを実行中にサーバプロセスが異常終了した場合,このサービスグループ,またはサービスを閉塞するかどうかを指定します。 N ×
hold_recovery 全面回復時にサービスグループ,およびサービスの閉塞状態を引き継ぐかどうかを指定します。 N ×
message_buflen 共有メモリにあるクライアントからのメッセージをユーザサーバが受信するためのユーザデータ格納領域の大きさを指定します。 1,024 ×
atomic_update サービスグループのプロセスでトランザクションを発生させるかどうかを指定します。 N ×
receive_from サービス関数が何を使ってメッセージを受信するかを指定します。 queue ×
type このサービスグループの種別を指定します。 other ×
critical サービスグループを実行中にUAPが異常終了した場合のOpenTP1システムの処置を指定します。 Y ×
service_hold このサービスグループ下のサービスについて,サービス単位の閉塞管理をするかどうかを指定します。 N ×
node_down_restart OpenTP1再開始時,該当するユーザサーバを自動起動するかどうかを指定します。 N ×
server_type サービス関数の呼び出し時,OpenTP1のパラダイムに従うか,XATMIのパラダイムに従うかを指定します。 "betran" ×
termed_after_service このユーザサーバで,サービス終了時に負荷が減少している場合に,非常駐プロセスを終了させるかどうかを指定します。 N ×
schedule_method ユーザサーバのスケジューリング方式を指定します。 msgque ×
rpc_request_cancel_for_timedout クライアントUAPで設定した,サービス要求を送信してからサービスの応答が返るまでの待ち時間を,サーバ側に引き継ぎ,サーバにクライアントが待ち状態であることを意識させるかどうかを指定します。 N ×
term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,時間監視をしません。 30

(凡例)
○:変更できる
×:変更できない

(7) 一般照会SPP用ユーザサービス定義HMpnRef

一般照会SPP用ユーザサービス定義には,サンプルファイルがあります。サンプルファイルの項目には,定義値を変更できる項目と変更できない項目があります。変更できる項目は,必要に応じて,定義値を変更してください。

サンプルファイルの項目を次の表に示します。表中にない項目については,環境に合わせて定義できます。

表4-8 一般照会SPP用ユーザサービス定義

項目名 説明 サンプルファイルの値 変更
service_group サービスグループ名を指定します。 hmpn_ref_srvgrp
service このサービスグループに属するサービス名と,そのサービスを提供するエントリポイント名の組を「サービス名=エントリポイント名」の形式で指定します。 hmpn_ref_srv=hmpn_ref_srv,hmpn_health=hmpn_health
module 実行形式プログラム名を指定します。 HMpnRef ×
hold サービスグループ下のサービスを実行中にサーバプロセスが異常終了した場合,このサービスグループ,またはサービスを閉塞するかどうかを指定します。 N ×
hold_recovery 全面回復時にサービスグループ,およびサービスの閉塞状態を引き継ぐかどうかを指定します。 N ×
atomic_update サービスグループのプロセスでトランザクションを発生させるかどうかを指定します。 N ×
receive_from サービス関数が何を使ってメッセージを受信するかを指定します。 queue ×
type このサービスグループの種別を指定します。 other ×
critical サービスグループを実行中にUAPが異常終了した場合のOpenTP1システムの処置を指定します。 N ×
service_hold サービスグループ下のサービスについて,サービス単位の閉塞管理をするかどうかを指定します。 Y ×
node_down_restart OpenTP1再開始時,該当するユーザサーバを自動起動するかどうかを指定します。 N ×
server_type サービス関数の呼び出し時,OpenTP1のパラダイムに従うか,XATMIのパラダイムに従うかを指定します。 "betran" ×
cancel_normal_terminate このユーザサーバで,dcsvstopコマンドでの正常終了を抑止するかどうかを指定します。 N ×
service_term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが,同一サービス実行中に異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,このオペランドを指定しなかったとみなし,時間監視をしません。 0 ×
schedule_method ユーザサーバのスケジューリング方式を指定します。 msgque ×
term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,時間監視をしません。 30
parallel_count このサービスグループ内のサービスを並行処理するプロセス数を「常駐プロセス数,総プロセス数」の形式で指定します。 3,5

(凡例)
○:変更できる
×:変更できない

注※
エントリポイント名は,変更できません。

(8) 一般消込SPP用ユーザサービス定義HMpnPay

一般消込SPP用ユーザサービス定義には,サンプルファイルがあります。サンプルファイルの項目には,定義値を変更できる項目と変更できない項目があります。変更できる項目は,必要に応じて,定義値を変更してください。

サンプルファイルの項目を次の表に示します。表中にない項目については,環境に合わせて定義できます。

表4-9 一般消込SPP用ユーザサービス定義

項目名 説明 サンプルファイルの値 変更
service_group サービスグループ名を指定します。 hmpn_pay_srvgrp
service このサービスグループに属するサービス名とそのサービスを提供するエントリポイント名の組を「サービス名=エントリポイント名」の形式で指定します。 hmpn_pay_srv=hmpn_pay_srv,hmpn_health=hmpn_health
module 実行形式プログラム名を指定します。 HMpnPay ×
hold サービスグループ下のサービスを実行中にサーバプロセスが異常終了した場合,このサービスグループ,またはサービスを閉塞するかどうかを指定します。 N ×
hold_recovery 全面回復時にサービスグループ,およびサービスの閉塞状態を引き継ぐかどうかを指定します。 N ×
atomic_update サービスグループのプロセスでトランザクションを発生させるかどうかを指定します。 N ×
receive_from サービス関数が何を使ってメッセージを受信するかを指定します。 queue ×
type このサービスグループの種別を指定します。 other ×
critical サービスグループを実行中にUAPが異常終了した場合のOpenTP1システムの処置を指定します。 N ×
service_hold サービスグループ下のサービスについて,サービス単位の閉塞管理をするかどうかを指定します。 Y ×
node_down_restart OpenTP1再開始時,該当するユーザサーバを自動起動するかどうかを指定します。 N ×
server_type サービス関数の呼び出し時,OpenTP1のパラダイムに従うか,XATMIのパラダイムに従うかを指定します。 "betran" ×
cancel_normal_terminate このユーザサーバで,dcsvstopコマンドでの正常終了を抑止するかどうかを指定します。 N ×
service_term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが,同一サービス実行中に異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,このオペランドを指定しなかったとみなし,時間監視をしません。 0 ×
schedule_method ユーザサーバのスケジューリング方式を指定します。 msgque ×
term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,時間監視をしません。 30
parallel_count このサービスグループ内のサービスを並行処理するプロセス数を「常駐プロセス数,総プロセス数」の形式で指定します。 3,5

(凡例)
○:変更できる
×:変更できない

注※
エントリポイント名は,変更できません。

(9) 一般取消SPP用ユーザサービス定義HMpnCan

一般取消SPP用ユーザサービス定義には,サンプルファイルがあります。サンプルファイルの項目には,定義値を変更できる項目と変更できない項目があります。変更できる項目は,必要に応じて,定義値を変更してください。

サンプルファイルの項目を次の表に示します。表中にない項目については,環境に合わせて定義できます。

表4-10 一般取消SPP用ユーザサービス定義

項目名 説明 サンプルファイルの値 変更
service_group サービスグループ名を指定します。 hmpn_can_srvgrp
service このサービスグループに属するサービス名とそのサービスを提供するエントリポイント名の組を「サービス名=エントリポイント名」の形式で指定します。 hmpn_can_srv=hmpn_can_srv,hmpn_health=hmpn_health
module 実行形式プログラム名を指定します。 HMpnCan ×
hold サービスグループ下のサービスを実行中にサーバプロセスが異常終了した場合,このサービスグループ,またはサービスを閉塞するかどうかを指定します。 N ×
hold_recovery 全面回復時にサービスグループ,およびサービスの閉塞状態を引き継ぐかどうかを指定します。 N ×
atomic_update サービスグループのプロセスでトランザクションを発生させるかどうかを指定します。 N ×
receive_from サービス関数が何を使ってメッセージを受信するかを指定します。 queue ×
type このサービスグループの種別を指定します。 other ×
critical サービスグループを実行中にUAPが異常終了した場合のOpenTP1システムの処置を指定します。 N ×
service_hold サービスグループ下のサービスについて,サービス単位の閉塞管理をするかどうかを指定します。 Y ×
node_down_restart OpenTP1再開始時,該当するユーザサーバを自動起動するかどうかを指定します。 N ×
server_type サービス関数の呼び出し時,OpenTP1のパラダイムに従うか,XATMIのパラダイムに従うかを指定します。 "betran" ×
cancel_normal_terminate このユーザサーバで,dcsvstopコマンドでの正常終了を抑止するかどうかを指定します。 N ×
service_term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが,同一サービス実行中に異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,このオペランドを指定しなかったとみなし,時間監視をしません。 0 ×
schedule_method ユーザサーバのスケジューリング方式を指定します。 msgque ×
term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,時間監視をしません。 30
parallel_count このサービスグループ内のサービスを並行処理するプロセス数を「常駐プロセス数,総プロセス数」の形式で指定します。 2,4

(凡例)
○:変更できる
×:変更できない

注※
エントリポイント名は,変更できません。

(10) 国庫金照会SPP用ユーザサービス定義HMpnNRef

国庫金照会SPP用ユーザサービス定義には,サンプルファイルがあります。サンプルファイルの項目には,定義値を変更できる項目と変更できない項目があります。変更できる項目は,必要に応じて,定義値を変更してください。

サンプルファイルの項目を次の表に示します。表中にない項目については,環境に合わせて定義できます。

表4-11 国庫金照会SPP用ユーザサービス定義

項目名 説明 サンプルファイルの値 変更
service_group サービスグループ名を指定します。 hmpn_natref_srvgrp
service このサービスグループに属するサービス名とそのサービスを提供するエントリポイント名の組を「サービス名=エントリポイント名」の形式で指定します。 hmpn_ref_srv=hmpn_ref_srv,hmpn_health=hmpn_health
module 実行形式プログラム名を指定します。 HMpnNRef ×
hold サービスグループ下のサービスを実行中にサーバプロセスが異常終了した場合,このサービスグループ,またはサービスを閉塞するかどうかを指定します。 N ×
hold_recovery 全面回復時にサービスグループ,およびサービスの閉塞状態を引き継ぐかどうかを指定します。 N ×
atomic_update サービスグループのプロセスでトランザクションを発生させるかどうかを指定します。 N ×
receive_from サービス関数が何を使ってメッセージを受信するかを指定します。 queue ×
type このサービスグループの種別を指定します。 other ×
critical サービスグループを実行中にUAPが異常終了した場合のOpenTP1システムの処置を指定します。 N ×
service_hold サービスグループ下のサービスについて,サービス単位の閉塞管理をするかどうかを指定します。 Y ×
node_down_restart OpenTP1再開始時,該当するユーザサーバを自動起動するかどうかを指定します。 N ×
server_type サービス関数の呼び出し時,OpenTP1のパラダイムに従うか,XATMIのパラダイムに従うかを指定します。 "betran" ×
cancel_normal_terminate このユーザサーバで,dcsvstopコマンドでの正常終了を抑止するかどうかを指定します。 N ×
service_term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが,同一サービス実行中に異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,このオペランドを指定しなかったとみなし,時間監視をしません。 0 ×
schedule_method ユーザサーバのスケジューリング方式を指定します。 msgque ×
term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,時間監視をしません。 30
parallel_count このサービスグループ内のサービスを並行処理するプロセス数を「常駐プロセス数,総プロセス数」の形式で指定します。 3,5

(凡例)
○:変更できる
×:変更できない

注※
エントリポイント名は,変更できません。

(11) 国庫金消込SPP用ユーザサービス定義HMpnNPay

国庫金消込SPP用ユーザサービス定義には,サンプルファイルがあります。サンプルファイルの項目には,定義値を変更できる項目と変更できない項目があります。変更できる項目は,必要に応じて,定義値を変更してください。

サンプルファイルの項目を次の表に示します。表中にない項目については,環境に合わせて定義できます。

表4-12 国庫金消込SPP用ユーザサービス定義

項目名 説明 サンプルファイルの値 変更
service_group サービスグループ名を指定します。 hmpn_natpay_srvgrp
service このサービスグループに属するサービス名とそのサービスを提供するエントリポイント名の組を「サービス名=エントリポイント名」の形式で指定します。 hmpn_pay_srv=hmpn_pay_srv,hmpn_health=hmpn_health
module 実行形式プログラム名を指定します。 HMpnNPay ×
hold サービスグループ下のサービスを実行中にサーバプロセスが異常終了した場合,このサービスグループ,またはサービスを閉塞するかどうかを指定します。 N ×
hold_recovery 全面回復時にサービスグループ,およびサービスの閉塞状態を引き継ぐかどうかを指定します。 N ×
atomic_update サービスグループのプロセスでトランザクションを発生させるかどうかを指定します。 N ×
receive_from サービス関数が何を使ってメッセージを受信するかを指定します。 queue ×
type このサービスグループの種別を指定します。 other ×
critical サービスグループを実行中にUAPが異常終了した場合のOpenTP1システムの処置を指定します。 N ×
service_hold サービスグループ下のサービスについて,サービス単位の閉塞管理をするかどうかを指定します。 Y ×
node_down_restart OpenTP1再開始時,該当するユーザサーバを自動起動するかどうかを指定します。 N ×
server_type サービス関数の呼び出し時,OpenTP1のパラダイムに従うか,XATMIのパラダイムに従うかを指定します。 "betran" ×
cancel_normal_terminate このユーザサーバで,dcsvstopコマンドでの正常終了を抑止するかどうかを指定します。 N ×
service_term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが,同一サービス実行中に異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,このオペランドを指定しなかったとみなし,時間監視をしません。 0 ×
schedule_method ユーザサーバのスケジューリング方式を指定します。 msgque ×
term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,時間監視をしません。 30
parallel_count このサービスグループ内のサービスを並行処理するプロセス数を「常駐プロセス数,総プロセス数」の形式で指定します。 3,5

(凡例)
○:変更できる
×:変更できない

注※
エントリポイント名は,変更できません。

(12) 国庫金取消SPP用ユーザサービス定義HMpnNCan

国庫金取消SPP用ユーザサービス定義には,サンプルファイルがあります。サンプルファイルの項目には,定義値を変更できる項目と変更できない項目があります。変更できる項目は,必要に応じて,定義値を変更してください。

サンプルファイルの項目を次の表に示します。表中にない項目については,環境に合わせて定義できます。

表4-13 国庫金取消SPP用ユーザサービス定義

項目名 説明 サンプルファイルの値 変更
service_group サービスグループ名を指定します。 hmpn_natcan_srvgrp
service このサービスグループに属するサービス名とそのサービスを提供するエントリポイント名の組を「サービス名=エントリポイント名」の形式で指定します。 hmpn_can_srv=hmpn_can_srv,hmpn_health=hmpn_health
module 実行形式プログラム名を指定します。 HMpnNCan ×
hold サービスグループ下のサービスを実行中にサーバプロセスが異常終了した場合,このサービスグループ,またはサービスを閉塞するかどうかを指定します。 N ×
hold_recovery 全面回復時にサービスグループ,およびサービスの閉塞状態を引き継ぐかどうかを指定します。 N ×
atomic_update サービスグループのプロセスでトランザクションを発生させるかどうかを指定します。 N ×
receive_from サービス関数が何を使ってメッセージを受信するかを指定します。 queue ×
type このサービスグループの種別を指定します。 other ×
critical サービスグループを実行中にUAPが異常終了した場合のOpenTP1システムの処置を指定します。 N ×
service_hold サービスグループ下のサービスについて,サービス単位の閉塞管理をするかどうかを指定します。 Y ×
node_down_restart OpenTP1再開始時,該当するユーザサーバを自動起動するかどうかを指定します。 N ×
server_type サービス関数の呼び出し時,OpenTP1のパラダイムに従うか,XATMIのパラダイムに従うかを指定します。 "betran" ×
cancel_normal_terminate このユーザサーバで,dcsvstopコマンドでの正常終了を抑止するかどうかを指定します。 N ×
service_term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが,同一サービス実行中に異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,このオペランドを指定しなかったとみなし,時間監視をしません。 0 ×
schedule_method ユーザサーバのスケジューリング方式を指定します。 msgque ×
term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,時間監視をしません。 30
parallel_count このサービスグループ内のサービスを並行処理するプロセス数を「常駐プロセス数,総プロセス数」の形式で指定します。 2,4

(凡例)
○:変更できる
×:変更できない

注※
エントリポイント名は,変更できません。

(13) 地公体照会SPP用ユーザサービス定義HMpnLRef

地公体照会SPP用ユーザサービス定義には,サンプルファイルがあります。サンプルファイルの項目には,定義値を変更できる項目と変更できない項目があります。変更できる項目は,必要に応じて,定義値を変更してください。

サンプルファイルの項目を次の表に示します。表中にない項目については,環境に合わせて定義できます。

表4-14 地公体照会SPP用ユーザサービス定義

項目名 説明 サンプルファイルの値 変更
service_group サービスグループ名を指定します。 hmpn_locref_srvgrp
service このサービスグループに属するサービス名とそのサービスを提供するエントリポイント名の組を「サービス名=エントリポイント名」の形式で指定します。 hmpn_ref_srv=hmpn_ref_srv,hmpn_health=hmpn_health
module 実行形式プログラム名を指定します。 HMpnLRef ×
hold サービスグループ下のサービスを実行中にサーバプロセスが異常終了した場合,このサービスグループ,またはサービスを閉塞するかどうかを指定します。 N ×
hold_recovery 全面回復時にサービスグループ,およびサービスの閉塞状態を引き継ぐかどうかを指定します。 N ×
atomic_update サービスグループのプロセスでトランザクションを発生させるかどうかを指定します。 N ×
receive_from サービス関数が何を使ってメッセージを受信するかを指定します。 queue ×
type このサービスグループの種別を指定します。 other ×
critical サービスグループを実行中にUAPが異常終了した場合のOpenTP1システムの処置を指定します。 N ×
service_hold サービスグループ下のサービスについて,サービス単位の閉塞管理をするかどうかを指定します。 Y ×
node_down_restart OpenTP1再開始時,該当するユーザサーバを自動起動するかどうかを指定します。 N ×
server_type サービス関数の呼び出し時,OpenTP1のパラダイムに従うか,XATMIのパラダイムに従うかを指定します。 "betran" ×
cancel_normal_terminate このユーザサーバで,dcsvstopコマンドでの正常終了を抑止するかどうかを指定します。 N ×
service_term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが,同一サービス実行中に異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,このオペランドを指定しなかったとみなし,時間監視をしません。 0 ×
schedule_method ユーザサーバのスケジューリング方式を指定します。 msgque ×
term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,時間監視をしません。 30
parallel_count このサービスグループ内のサービスを並行処理するプロセス数を「常駐プロセス数,総プロセス数」の形式で指定します。 3,5

(凡例)
○:変更できる
×:変更できない

注※
エントリポイント名は,変更できません。

(14) 地公体消込SPP用ユーザサービス定義HMpnLPay

地公体消込SPP用ユーザサービス定義には,サンプルファイルがあります。サンプルファイルの項目には,定義値を変更できる項目と変更できない項目があります。変更できる項目は,必要に応じて,定義値を変更してください。

サンプルファイルの項目を次の表に示します。表中にない項目については,環境に合わせて定義できます。

表4-15 地公体消込SPP用ユーザサービス定義

項目名 説明 サンプルファイルの値 変更
service_group サービスグループ名を指定します。 hmpn_locpay_srvgrp
service このサービスグループに属するサービス名とそのサービスを提供するエントリポイント名の組を「サービス名=エントリポイント名」の形式で指定します。 hmpn_pay_srv=hmpn_pay_srv,hmpn_health=hmpn_health
module 実行形式プログラム名を指定します。 HMpnLPay ×
hold サービスグループ下のサービスを実行中にサーバプロセスが異常終了した場合,このサービスグループ,またはサービスを閉塞するかどうかを指定します。 N ×
hold_recovery 全面回復時にサービスグループ,およびサービスの閉塞状態を引き継ぐかどうかを指定します。 N ×
atomic_update サービスグループのプロセスでトランザクションを発生させるかどうかを指定します。 N ×
receive_from サービス関数が何を使ってメッセージを受信するかを指定します。 queue ×
type このサービスグループの種別を指定します。 other ×
critical サービスグループを実行中にUAPが異常終了した場合のOpenTP1システムの処置を指定します。 N ×
service_hold サービスグループ下のサービスについて,サービス単位の閉塞管理をするかどうかを指定します。 Y ×
node_down_restart OpenTP1再開始時,該当するユーザサーバを自動起動するかどうかを指定します。 N ×
server_type サービス関数の呼び出し時,OpenTP1のパラダイムに従うか,XATMIのパラダイムに従うかを指定します。 "betran" ×
cancel_normal_terminate このユーザサーバで,dcsvstopコマンドでの正常終了を抑止するかどうかを指定します。 N ×
service_term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが,同一サービス実行中に異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,このオペランドを指定しなかったとみなし,時間監視をしません。 0 ×
schedule_method ユーザサーバのスケジューリング方式を指定します。 msgque ×
term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,時間監視をしません。 30
parallel_count このサービスグループ内のサービスを並行処理するプロセス数を「常駐プロセス数,総プロセス数」の形式で指定します。 3,5

(凡例)
○:変更できる
×:変更できない

注※
エントリポイント名は,変更できません。

(15) 地公体取消SPP用ユーザサービス定義HMpnLCan

地公体取消SPP用ユーザサービス定義には,サンプルファイルがあります。サンプルファイルの項目には,定義値を変更できる項目と変更できない項目があります。変更できる項目は,必要に応じて,定義値を変更してください。

サンプルファイルの項目を次の表に示します。表中にない項目については,環境に合わせて定義できます。

表4-16 地公体取消SPP用ユーザサービス定義

項目名 説明 サンプルファイルの値 変更
service_group サービスグループ名を指定します。 hmpn_loccan_srvgrp
service このサービスグループに属するサービス名とそのサービスを提供するエントリポイント名の組を「サービス名=エントリポイント名」の形式で指定します。 hmpn_can_srv=hmpn_can_srv,hmpn_health=hmpn_health
module 実行形式プログラム名を指定します。 HMpnLCan ×
hold サービスグループ下のサービスを実行中にサーバプロセスが異常終了した場合,このサービスグループ,またはサービスを閉塞するかどうかを指定します。 N ×
hold_recovery 全面回復時にサービスグループ,およびサービスの閉塞状態を引き継ぐかどうかを指定します。 N ×
atomic_update サービスグループのプロセスでトランザクションを発生させるかどうかを指定します。 N ×
receive_from サービス関数が何を使ってメッセージを受信するかを指定します。 queue ×
type このサービスグループの種別を指定します。 other ×
critical サービスグループを実行中にUAPが異常終了した場合のOpenTP1システムの処置を指定します。 N ×
service_hold サービスグループ下のサービスについて,サービス単位の閉塞管理をするかどうかを指定します。 Y ×
node_down_restart OpenTP1再開始時,該当するユーザサーバを自動起動するかどうかを指定します。 N ×
server_type サービス関数の呼び出し時,OpenTP1のパラダイムに従うか,XATMIのパラダイムに従うかを指定します。 "betran" ×
cancel_normal_terminate このユーザサーバで,dcsvstopコマンドでの正常終了を抑止するかどうかを指定します。 N ×
service_term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが,同一サービス実行中に異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,このオペランドを指定しなかったとみなし,時間監視をしません。 0 ×
schedule_method ユーザサーバのスケジューリング方式を指定します。 msgque ×
term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,時間監視をしません。 30
parallel_count このサービスグループ内のサービスを並行処理するプロセス数を「常駐プロセス数,総プロセス数」の形式で指定します。 2,4

(凡例)
○:変更できる
×:変更できない

注※
エントリポイント名は,変更できません。

(16) 再送SPP用ユーザサービス定義HMpnRet

再送SPP用ユーザサービス定義には,サンプルファイルがあります。サンプルファイルの項目には,定義値を変更できる項目と変更できない項目があります。変更できる項目は,必要に応じて,定義値を変更してください。なお,再送SPP用ユーザサービス定義はユーザー任意です。ユーザーの環境に合わせて,定義してください。

表4-17 再送SPP用ユーザサービス定義

項目名 説明 サンプルファイルの値 変更
service_group サービスグループ名を指定します。 hmpn_retry_srvgrp
service このサービスグループに属するサービス名とそのサービスを提供するエントリポイント名の組を「サービス名=エントリポイント名」の形式で指定します。 hmpn_retry=hmpn_retry,hmpn_health=hmpn_health
module 実行形式プログラム名を指定します。 HMpnRet ×
hold サービスグループ下のサービスを実行中にサーバプロセスが異常終了した場合,このサービスグループ,またはサービスを閉塞するかどうかを指定します。 N ×
hold_recovery 全面回復時にサービスグループ,およびサービスの閉塞状態を引き継ぐかどうかを指定します。 N ×
atomic_update サービスグループのプロセスでトランザクションを発生させるかどうかを指定します。 N ×
receive_from サービス関数が何を使ってメッセージを受信するかを指定します。 queue ×
type このサービスグループの種別を指定します。 other ×
critical サービスグループを実行中にUAPが異常終了した場合のOpenTP1システムの処置を指定します。 N ×
service_hold サービスグループ下のサービスについて,サービス単位の閉塞管理をするかどうかを指定します。 Y ×
node_down_restart OpenTP1再開始時,該当するユーザサーバを自動起動するかどうかを指定します。 N ×
server_type サービス関数の呼び出し時,OpenTP1のパラダイムに従うか,XATMIのパラダイムに従うかを指定します。 "betran" ×
cancel_normal_terminate このユーザサーバで,dcsvstopコマンドでの正常終了を抑止するかどうかを指定します。 N ×
service_term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが,同一サービス実行中に異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,このオペランドを指定しなかったとみなし,時間監視をしません。 0 ×
schedule_method ユーザサーバのスケジューリング方式を指定します。 msgque ×
term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,時間監視をしません。 30
parallel_count このサービスグループ内のサービスを並行処理するプロセス数を「常駐プロセス数,総プロセス数」の形式で指定します。 1 ×

(凡例)
○:変更できる
×:変更できない

注※
エントリポイント名は,変更できません。

(17) MPNセンタ要求監視SUP用ユーザサービス定義HMpnWat

MPNセンタ要求監視SUP用ユーザサービス定義には,サンプルファイルがあります。サンプルファイルの項目には,定義値を変更できる項目と変更できない項目があります。変更できる項目は,必要に応じて,定義値を変更してください。

サンプルファイルの項目を次の表に示します。表中にない項目については,環境に合わせて定義できます。

表4-18 MPNセンタ要求監視SUP用ユーザサービス定義

項目名 説明 サンプルファイルの値 変更
module 実行形式プログラム名を指定します。 HMpnWat ×
atomic_update サービスグループのプロセスでトランザクションを発生させるかどうかを指定します。 N ×
receive_from サービス関数が何を使ってメッセージを受信するかを指定します。 none ×
auto_restart サービスグループを実行中にUAPが異常終了した場合のサービスグループの処置を指定します。 Y ×
critical サービスグループを実行中にUAPが異常終了した場合のOpenTP1システムの処置を指定します。 Y ×
node_down_restart OpenTP1再開始時,該当するユーザサーバを自動起動するかどうかを指定します。 N ×
term_watch_time ユーザサーバのサーバプロセスが異常終了した回数を監視する限界経過時間(単位:分)を指定します。0を指定した場合は,時間監視をしません。 30

(凡例)
○:変更できる
×:変更できない