Hitachi Multi Payment Network communications server Base
HAモニタの定義の項目について説明します。なお,各項目の詳細については,マニュアル「高信頼化システム監視機能 HAモニタ」を参照してください。また,定義ファイルの記述例については,「4.6 定義ファイルの記述例(HA構成の場合)」を参照してください。
サーバの環境設定には,サンプルファイルがありません。ファイルを作成し,次の表に示す項目を必ず定義してください。なお,これらの項目は,現用系と予備系で同じ値を指定してください。
表4-7 server定義文
| 項目名 | 説明 | 定義値 | 定義値の変更 |
|---|---|---|---|
| name | 通信サーバ起動シェルの絶対パスを指定してください。※ | 任意 | ○ |
| alias | 通信サーバシステム定義のファイル転送機能HA定義の「SRV_NAME」で指定したサーバ識別名を指定してください。 | 任意 | ○ |
| acttype | サーバの起動方法を指定します。 | monitor | × |
| termcommand | 作成したサーバの終了コマンドを絶対パスで指定してください。 | 任意 | ○ |
| disk | 通信サーバのロウ論理ボリューム,および共通ソフトウェアのキューマネージャー用の論理ボリュームを含むボリュームグループ名を指定してください。 | 任意 | ○ |
| lan_updown | LANの状態設定ファイルを使用するかどうかを指定します。 | use | × |
| fs_name | 共通ソフトウェアのキューマネージャー用論理ボリューム,および受信ファイル格納ディレクトリ用論理ボリュームを絶対パスで指定してください。 | 任意 | ○ |
| fs_mount_dir | キューマネージャー用論理ボリューム,および受信ファイル格納ディレクトリ用論理ボリュームをマウントするディレクトリを絶対パスで指定してください。 | 任意 | ○ |
| waitserv_exec | HAモニタの実行サーバ起動完了処理を実行する前にnameオペランドに指定したサーバプログラムの実行完了を待つかどうかを指定します。 | yes | × |
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