Groupmax Workflow Version 6 システム管理者ガイド
形 式
WFexpusr
-f ユーザ定義情報出力ファイル名
[-c 最上位組織ID|-o 組織ID]
[[-a 出力情報種別コード]…]
機 能
Groupmax Workflowのユーザ定義情報をWFdefusrコマンドで使用するユーザ定義更新情報入力ファイルの形式で出力します。ユーザ定義情報を更新する場合,あらかじめこのコマンドを実行してファイルを出力しておけば,そのファイルの内容を更新する情報に変更するだけでユーザ定義更新情報入力ファイルとして使用できるので便利です。
オプション
-f ユーザ定義情報出力ファイル名(2〜250バイト)
ここで指定したファイルにユーザ定義情報を出力します。このオプションを省略することはできません。ファイル名はフルパス名で2〜250バイトの文字列で設定します。
-c 最上位組織ID(1〜8バイト)
ここで指定した組織IDを最上位として,その組織及び下位組織に所属するすべてのユーザの情報を出力します。最上位組織ID「GMAXSYS」は指定できません。また,このオプションは-oオプションと一緒に指定できません。
-o 組織ID(1〜8バイト)
ここで指定した組織IDに所属するユーザと,その下位組織に所属するすべてのユーザの情報を出力します。最上位組織ID「GMAXSYS」の下位組織は指定できません。また,このオプションは-cオプションと一緒に指定できません。
-a 出力情報種別コード
出力対象のユーザに関して,ここで指定した種別コードの情報を出力します。また,このオプションは複数回指定できます。ただし,同じ出力情報種別コードを重複して指定することはできません。このオプションを省略すると,すべての種別の情報を出力します。このとき,STAT,HMAX,CMNT,ATR1,及びATR2の各出力情報種別コードの情報は,出力情報種別コードALLAで1レコードにまとめて出力します。
ここで,出力情報種別コードSTATからAGNTまでの出力種別コードの対象となるユーザは,このコマンドを実行したサーバにユーザトレイを持つユーザです。また,ORGからRDSTまでの対象となるユーザは,このコマンドを実行したサーバがWorkflow管理サーバである場合に,指定したコードの権限を持っているユーザです。
指定できる出力情報種別コードを次に示します。
実行結果
0:正常終了
255:異常終了
出力形式
ユーザ定義情報の出力形式を,表4-8に示します。実際の出力ファイルでは,項目と項目は「, (半角コンマ)」で区切られています。
処理コードの「#(半角シャープ)」を,必要に応じて「C」,「A」,又は「D」に変更することで,WFdefusrコマンドの入力ファイルとなります。
表4-8 ユーザ定義情報の出力形式
| 処理コード | ユーザID | 出力情報種別コード | 出力値1 | 出力値2 | 出力値3 | 出力値4 | 出力値5 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| "#" | 対象 ユーザID |
STAT | act dea inac |
− | − | − | − |
| HMAX | 0〜1023 | − | − | − | − | ||
| CMNT | コメント 情報 |
− | − | − | − | ||
| ATR1 | ユーザ 属性1 |
− | − | − | − | ||
| ATR2 | ユーザ 属性2 |
− | − | − | − | ||
| ALLA (全属性) |
案件受付 状態 |
ユーザ ヒストリ最大数 |
コメント | ユーザ 属性1 |
ユーザ 属性2 |
||
| AUTH | domi admi wfm |
− | − | − | − | ||
| ORG | 組織ID | − | − | − | − | ||
| CMP | 最上位 組織ID |
− | − | − | − | ||
| ROLE | 業務ロール名※2 | − | − | − | − | ||
| KEYV | 業務ロール名※2 | 自動配布キー名 | 自動配布キー値 | − | − | ||
| BPAG | ビジネス プロセス 定義名※1 |
代行配布 ユーザID |
− | − | − | ||
| AGNT | 代行者 ユーザID |
− | − | − | − | ||
| BADM | ビジネス プロセス 定義名※1 |
ビジネスプロセス 定義バージョン |
− | − | − | ||
| BDST | ビジネス プロセス 定義名※1 |
ビジネスプロセス 定義バージョン |
− | − | − | ||
| RDEF | ロール名※2 | − | − | − | − | ||
| RDST | ロール名※2 | − | − | − | − |
注意事項
コマンド実行時の注意事項を次に示します。
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