Groupmax Mail - SMTP Version 6 運用ガイド
- <この項の構成>
- (1) 機能
- (2) 説明
- (3) edit_domainで設定する値
(1) 機能
Mail - SMTPドメインの設定内容を変更します。
(2) 説明
プロンプト「smtpmng>」からサブコマンドのedit_domainを入力すると,次のようなメニューメッセージが表示されて,プロンプトが「edit_domain>」に変わります。メニュー番号「1」またはサブコマンドの省略系「ed」を入力しても同じ結果になります。
次にedit_domainの実行例を示します。
smtpmng> edit_domain 設定する項目の番号を入力して下さい。 0. 設定項目一覧の表示 1. ドメインファイルの設定表示 2. X.400ドメイン名の設定(X400DOMAIN) 3. INTERNETドメイン名の設定(INTERNETDOMAIN) 99. edit_domainサブコマンドの終了 edit_domain>設定内容を表示する場合は,番号「1」を入力してください。
edit_domain > 1 現在の設定値: X400DOMAIN=/C=JP/ADMD=smtpgw/PRMD=smtpgw/ INETDOMAIN=domain.hitachi.co.jp設定内容を変更する場合は,プロンプト「edit_domain>」のメニュー番号「2」または「3」を入力してください。番号を入力すると,現在の設定値を表示してから,変更値と確認(Yes/No)の入力を求めてきます。
メニュー番号「2」を入力した場合を次に示します。
edit_domain> 2 [X.400ドメイン名の設定] 現在の設定値(X400:国名) -> US 変更する値 (X400:国名) -> JP [JPに変更] 現在の設定値(X400:主官庁領域名) -> HITACHI 変更する値 (X400:主官庁領域名) -> [値を入力しない場合は . リターンキー] . . 設定しますか? (Yes/No) Yesすべての入力が終了したら,プロンプト「edit_domain>」に戻ります。
また,再度メニューを表示する場合にはリターンキーだけを押してください。
プロンプト「edit_domain>」に99を入力するとedit_domainサブコマンドを終了し,プロンプトが「smtpmng>」に変わります。
(3) edit_domainで設定する値
edit_domainでは,X.400ドメイン名とINTERNETドメイン名を設定します。
- X.400ドメイン名
X.400ドメイン名は次の項目から構成されます。
国名
主官庁領域名
私設領域名
組織名
部門1
部門2
部門3
部門4
これらの項目には,Groupmax Mail ServerのX.400運転席のゲートウェイ追加で登録した「国名」「主官庁領域名(ARMD)」「私設領域名(PRMD)」と同じ内容を設定してください。
ここに指定されたアドレスは,インターネットから受信した送信者のアドレスをO/R名にマッピングしたときに,与えるアドレスとなります。
このアドレスがGroupmax Mail Serverに登録されたゲートウェイのO/R名と異なっている場合には,Groupmax Mailクライアントからインターネットへのメール返信ができませんので注意してください。
- INTERNETドメイン名
実際に存在するインターネットドメイン名,およびアドレスマッピングで登録したインターネットドメイン名と重複しない仮想のインターネットドメイン名を設定してください。
ここに設定したドメイン宛てにはメールの送信はできませんので注意してください。
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