Groupmax Mail - SMTP Version 6 運用ガイド
- 現象
- 添付ファイルがあるメールを受信した場合に,Base64デコードされないまま添付ファイル名が受信されている。
- 文字化け例)
- 第12回定期大会の議=?iso-2022-jpXXX・・・
- 上記のように添付ファイル名の途中から「=?iso-2022-jp」の文字が現れる場合など
- 要因
- エンコードされた添付ファイル名のデータの行末が"?="でない。
- Mail - SMTPでは,行末が"?="でないものを異常データとしてデコード処理しないようにしています。
- 対処
- 現象が発生したメールの受信ログがある場合,ログファイルで該当メールの受信部分を探し,添付ファイル名がどのような名称であったかを確認します。
ログの出力例) Mon dd hh:mm:ss HEADER Body (RFCtoX400) : Content-Type: application/yyyyyyy; name="=?iso-2022-jpXXXXXXXXXXXXXXXXXX?= =?iso-2022-jpXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX?= Content-Disposition: attachment; filename="=?iso-2022-jpXXXXXXXXXXXXXXXXXX?= =?iso-2022-jpXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX- Mail - SMTPでは,Content-type:とContent-Disposition:の両方にファイル名がある場合,Content-Disposition:のfilenameから優先的にファイル名を取得します。
- 上記のログ出力例では,Content-Disposition:のfilenameから取得した添付ファイル名の二行目のデータの終わりが"?="でないためデコードされません。
- この為,デコード処理する一行目のデータと,デコード処理しない2行目のデータを文字列結合した文字列を添付ファイル名として受信します。
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