Groupmax Document Manager Version 6 システム管理者ガイド
形式
ISlsfldr -o 出力ファイル名称
〔-f {LIST|INDENT|TREE|CHFLNM}〕
〔-v〕
〔-p〕
〔-n フォルダ変更名称の接頭辞〕
機能
文書実体ファイル格納ディレクトリの名称をファイルに出力します。ディレクトリ名は,フォルダごとに出力できます。
オプション
-o 出力ファイル名称
文書実体ファイル格納ディレクトリの一覧を出力するファイル名を指定します。ファイル名はフルパスで指定してください。ファイル名だけを指定した場合は,ISlsfldrの存在するディレクトリ下に出力されます。
-f {LIST|INDENT|TREE|CHFLNM}
ファイルに出力するときの形式を指定します。形式には,LIST,INDENT,TREE及びCHFLNMの4種類があります。-fオプションを省略した場合は,LISTが仮定されます。
- LIST
- Document Managerデータベース上のすべての文書の文書実体ファイル格納ディレクトリ名称が,リスト(箇条書き)形式で出力されます。重複しているディレクトリ名は一つ目だけが出力されます。出力順序はASCIIコード順です。
- (出力例)
- /usr/infoshare/doc
- /usr/kaihatsu/doc
- /usr/kaihatsu1g/doc
- INDENT
- Document Managerデータベース上のすべての文書の文書実体ファイル格納ディレクトリ名称を,フォルダごとに階層的に出力します。出力される形式は次のとおりです。
フォルダのオブジェクトID フォルダ名 <文書実体ファイル格納ディレクトリ>- 注 文書実体ファイル格納ディレクトリは< >で囲まれ,先頭に4バイトの半角の空白(0x20)が付与されて出力されます。
- (出力例)
C000000000000001 root </usr/infoshare/doc> C000000000000003 開発部 </usr/kaihatsu/doc> C000000000000004 開発第1グループ </usr/kaihatsu1g/doc> C000000000000002 default </usr/infoshare/doc>
- TREE
- Document Managerデータベース上のすべての文書の文書実体ファイル格納ディレクトリ名称を,けい線を使ってフォルダごとに階層的に出力します。
- (出力例)
C000000000000001 root </usr/infoshare/doc> |−− C000000000000003 開発部 | </usr/kaihatsu/doc> | |−− C000000000000004 開発第1グループ | </usr/kaihatsu1g/doc> |−− C000000000000002 default | </usr/infoshare/doc>
- CHFLNM
- フォルダ名称一括変更ユティリティで使用するフォルダ名称マッピングファイルを作成します。出力される形式は次のとおりです。
フォルダのオブジェクトID<タブ>フォルダの変更名称<タブ>既存のフォルダ名称- 注 フォルダの変更名称情報は1行で構成されています。
- フォルダのオブジェクトID,フォルダの変更名称,既存のフォルダ名称は,タブ文字(0x09)で区切られます。
- フォルダの変更名称は,フォルダ変更名称の接頭辞(固定長5バイト)+10桁の数値で構成します。
- (出力例)
C000000000000001<タブ>DOCUM0000000001<タブ>root C000000000000002<タブ>DOCUM0000000002<タブ>開発部 C000000000000003<タブ>DOCUM0000000003<タブ>開発部1グループ C000000000000004<タブ>DOCUM0000000004<タブ>開発部2グループ C000000000000005<タブ>DOCUM0000000005<タブ>開発部3グループ C000000000000006<タブ>DOCUM0000000006<タブ>開発部4グループ-v
このコマンドの開始,終了及びエラーの発生時にメッセージを出力する場合に指定してください。
-p
このコマンドの処理が終了したときに,「なにかキーを押してください」というメッセージを出力して,キーが押されるまで処理を一時的に停止する場合に指定します。
-n フォルダ変更名称の接頭辞
-f オプションでCHFLNM を指定した場合,フォルダの変更名称の接頭辞を5文字指定します。フォルダの変更名称の接頭辞に使用できる文字は,半角の英大文字のみとします。省略すると,フォルダの変更名称の接頭辞として,DOCUMを設定します。
注意事項
- このコマンドを実行できるのは,スーパーユーザだけです。
- このコマンドを実行する前に,オブジェクトサーバ,Groupmax Addressサーバ(Groupmax Addressと連携している場合),及びDocument Managerサーバを起動しておいてください。
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