Groupmax Document Manager Version 6 システム管理者ガイド
定義ファイルには,一括登録する文書の名称と登録用属性ファイルの名称を指定します。ここでは,定義ファイルの形式について説明します。
- <この項の構成>
- (1) 定義ファイルの形式
- (2) 注意事項
- (3) 定義例
(1) 定義ファイルの形式
{regist doc_file_name=文書実体ファイル名 arg_file_name=登録用属性ファイル名}…(a) registパラメタ
registパラメタは,一括登録する文書の数だけ,繰り返して指定します。繰り返す数に制限はありません。
(b) doc_file_name句
文書格納ディレクトリ中の文書実体ファイル名を指定します。なお,文書実体ファイル名には,次の名称及び文字は指定できません。
- 「IS_」及び「_」(アンダースコア)で始まる名称
- 英大文字
- =(0x3D)
(c) arg_file_name句
文書格納ディレクトリ中の登録用属性ファイル名を指定します。なお,登録用属性ファイル名には,UNIXで使用できる文字を使用してください。
(2) 注意事項
- 文書の一括登録を実行する場合は,オブジェクトサーバの最大同時排他要求数を超えないように注意してください。最大同時排他要求数は,システム共通定義ファイルで定義します。
- 1行に複数の句は記述できません。
- 一つの句を改行して記述できません。
- 行の先頭に半角の#を記述すると,その行はコメントとして扱われます。
- 登録対象の文書データベースのAP情報で%ALL指定が記述されている場合,doc_file_name句で指定したファイルが存在するディレクトリ内の全ファイルが文書に登録されます。したがって,このような場合は,文書対応にディレクトリを分けてください。
(3) 定義例
定義ファイルの記述例を次に示します。
#文書1の登録
regist doc_file_name=文書1/文書1.doc arg_file_name=文書1/文書1.arg#文書2の登録
regist doc_file_name=文書2/文書2.doc arg_file_name=文書2/文書2.arg#文書3の登録
regist doc_file_name=文書3/文書3.doc arg_file_name=文書3/文書3.arg
All Rights Reserved. Copyright (C) 2001, 2003, Hitachi, Ltd.