Groupmax Document Manager Version 6 システム管理者ガイド
一般文書データベース体系を移行する場合,定義の抽出・登録ユティリティ(IScpdefコマンド)で抽出する定義情報以外に,次の情報が必要です。
- アプリケーションプログラムの情報(AP識別子)
- 全文検索データベースの情報(TS情報ID)
- ユーザ定義属性の情報
このため,一般文書データベース体系を移行する場合は,定義の抽出・登録ユティリティを実行する以外に,移行先のサーバでこれらの情報の設定,追加を実行する必要があります。
- <この項の構成>
- (1) AP識別子及びTS情報IDの設定
- (2) ユーザ定義属性の追加
(1) AP識別子及びTS情報IDの設定
AP識別子及びTS情報IDは,一般文書データベースを登録した後で,登録した一般文書データベースに対してGroupmax Integrated Desktop又はDocument Manager Clientから設定してください。
(2) ユーザ定義属性の追加
ユーザ定義属性は,IScpdefコマンドの-hオプションにATTRIBUTEを指定するか,移行先の一般文書データベースに対して,Groupmax Integrated Desktop又はDocument Manager Clientから追加してください。
(a) システム文書データベースの直下にだけ一般文書データベースが作成されている場合
- システム文書データベースにユーザ定義属性が設定されている場合は,定義の抽出・登録ユティリティ(IScpdefコマンド)を実行する前にシステム文書データベースのユーザ定義属性を追加する
この時,追加する順序は抽出元サーバと同じ順序にしてください。
- 定義の抽出・登録ユティリティ(IScpdefコマンド)を実行して,一般文書データベースを登録する
定義の抽出時にIScpdefコマンドの-hオプションにATTRIBUTEを指定することにより,抽出元のユーザ定義属性を移行対象にできます。
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