Groupmax Address/Mail Version 6 システム管理者ガイド 基本操作編
表E-1に示す条件で稼働中バックアップ作業を実行した場合のコマンド実行時間の見積もりの例を,表E-2に示します。
表E-1 作業環境の条件
項目 条件 サーバ構成 シングルサーバ(マスタ管理サーバだけ) サーバマシン CPU:PA-8000 180MHz,2CPU搭載 OS HI-UX/WE2 掲示板数 100 掲示板記事数合計 160(記事はすべて本文だけでサイズは1キロバイト) 前回からの変更記事数 80 個人メールボックス数 100 共用メールボックス数 10 1メールボックスのメール保有数 送信メール100通,受信メール100通(メールはすべて本文のサイズが1キロバイトで50キロバイトの添付ファイルが一つある) 稼働中バックアップ作業中のログイン数 0 gmpublicinfoファイル MLGETBK_SAVE_OPTION=Nを設定しない 表E-2 稼働中バックアップのコマンド実行時間の例
コマンド名 時間[秒] ADpreBKコマンド 120 ADstrBKコマンド 5 MLgetBKコマンド 3,300 ADstpBKコマンド 10 MLputBKコマンド 9,000 なお,上記の条件では,MLgetBKコマンドとMLputBKコマンドの実行時間見積もり式は次のようになります。
- MLgetBKコマンド
実行時間[秒]=α×30
α:実行サーバにあるメールボックスの数
- MLputBKコマンド
実行時間[秒]=α×80+200
α:実行サーバにあるメールボックスの数
作業時間の関係から,稼働中バックアップで運用できる1サーバ当たりのメールボックス数は,300までとなります。
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