Groupmax Address/Mail Version 6 システム管理者ガイド 基本操作編
システム管理者は,運転席から運転席メールユーザが送信者となるメールを送信できます。ここでは,運転席での送信メールの操作方法について説明します。
- <この項の構成>
- (1) 送信メールの一覧表示
- (2) 送信メールの状態表示
- (3) 送信メールの作成
- (4) 送信メールの再送
- (5) 送信メールの削除
- (6) 送信メールの検索
- (7) 返信メールの作成
(1) 送信メールの一覧表示
送信メールの一覧は,送信一覧ウィンドウで表示します。システム管理ウィンドウの[ファイル(F)]から[システム席メール(M)]を選択します。次に,[システム席メール(M)]から[送信一覧(L)]を選択します。
- 一覧表示エリア
- 最新50件までの送信メールの状態,ID,送信日時,主題が表示されます。
- 状態
- 「不達」又は「−」が表示されます。指定した宛先の中で一つでも配信状態エラー,又は受信状態エラーがあると,状態に「不達」が表示されます。
- ID
- 送信メールのメールIDが表示されます。メールシステムで管理するIDです。送信時に自動的に付けられます。
- 送信日時
- 「YYYY/MM/DD hh:mm」(YYYY:年を西暦4けた,MM:月を2けた,DD:日を2けた,hh:時を2けた,mm:分を2けた)の形式で表示されます。
- 主題
- 送信メールの主題が表示されます。
- [取出]ボタン
- 送信メールを取り込んで,送信メール作成ウィンドウが開きます。
- [状態表示]ボタン
- 送信メールステータスダイアログボックスが開きます。
- [削除]ボタン
- メールを削除します。
- [最新一覧]ボタン
- 最新のメール50件を日付の新しい順に表示します。
- [不達一覧]ボタン
- 不達状態のメール50件を日付の新しい順に表示します。
- [検索]ボタン
- 送信メール検索ダイアログボックスが開きます。
- [↑]ボタン
- 前方向にメールを50件再検索し,日付の新しい順に表示します。
- [↓]ボタン
- 後ろ方向にメールを50件再検索し,日付の新しい順に表示します。
- [閉じる]ボタン
- ダイアログボックスを閉じます。
(2) 送信メールの状態表示
送信メールステータスダイアログボックスでは,送信したメールの宛先ごとに配信状態,及び受信状態を表示できます。送信一覧ウィンドウからメールを指定し,[状態表示]ボタンを選択してください。
- ステータス表示リスト
- 宛先,配信状態,及び受信状態が表示されます。
- [取出]ボタン
- 送信メールを取り込んで,送信メール作成ウィンドウを開きます。
- [削除]ボタン
- メールを削除します。
- [前メール]ボタン
- 前のメールを表示します。
- [次メール]ボタン
- 次のメールを表示します。
- [閉じる]ボタン
- ダイアログボックスを閉じます。
(3) 送信メールの作成
送信メール作成ウィンドウでメールを作成します。システム管理ウィンドウの[ファイル(F)]から[システム席メール(M)]を選択します。次に,[システム席メール(M)]から[メール送信(S)]を選択します。
メールは,ヘッダと本文で構成されます。
(a) ヘッダ
- 宛先
- 宛先を入力し[Enter]を押すと,宛先表示エリアに表示されます。宛先の先頭には,Toが付きます。
- 主題
- メール本文の主題を入力します。
- チェックボタン
- 送信オプションとして,至急,親展,受信通知が指定できます。そのほかのオプションには,デフォルトで次のように設定されています。
- 返信要求→「不要」
- 配信通知→「必要」
- 代行受信→「許可しない」
- 重要度→「重要」
- [To→Cc→Bcc]ボタン
- 宛先表示エリアで,入力した先を写し宛先,又は秘密宛先に指定する場合に使用します。写し宛先はCc,秘密宛先はBccを先頭に付けます。ToからCc,CcからBcc,BccからToへ変換します。
- [削除]ボタン
- 宛先表示エリアで指定した宛先を削除します。
- [送信]ボタン
- メールを送信します。
(b) 本文
本文の作成にはASCII文字及び漢字が使えます。編集キーを使ってテキスト編集もできます。編集キーは次のとおりです。
キー 機能 [Enter] 改行します。 [Delete] カーソルのすぐ後ろの1文字を削除します。 [Back Space] カーソルのすぐ前の1文字を削除します。 [←] カーソルを1文字左に移動します。 [→] カーソルを1文字右に移動します。 [↑] カーソルを1文字上に移動します。 [↓] カーソルを1文字下に移動します。 [シフト] + [←] 領域を選択します。 [シフト] + [→] 領域を選択します。 [シフト] + [↑] 領域を選択します。 [シフト] + [↓] 領域を選択します。 [コントロール] + [C] 選択した領域の内容をコピーします。 [コントロール] + [X] 選択した領域の内容を切り取ります。 [コントロール] + [V] 選択した領域の内容を貼り付けます。 [送信]ボタンを選択すると,作成したメールが送信されます。メールがシステムに正常に受け付けられたときは,受付番号がダイアログボックスに表示されます。受付エラーの場合,エラーダイアログボックスが開き,エラーの詳細が表示されます。
(4) 送信メールの再送
一度送信したメールを再送します。送信メールは,送信一覧ウィンドウ,及び送信メールステータスダイアログボックスから再送できます。再送したいメールを指定し,[取出]ボタンを選択してください。送信メール作成ウィンドウが開き,宛先,主題,内容が表示されます。
(5) 送信メールの削除
送信メールは,送信一覧ウィンドウ,又は送信メールステータスダイアログボックスから削除できます。まず,どちらかのウィンドウ,又はダイアログボックスを開いてください。
- 削除したいメールを指定します。
- [削除]ボタンを選択します。
「MID(××××××)の送信メールを削除してよろしいですか?」というメッセージが表示されます。[はい]ボタンを選択すると,指定したメールが送信メール一覧から削除されます。
(6) 送信メールの検索
メールを送信メールリストから検索します。送信一覧ウィンドウから[検索]ボタンを選択して,送信メール検索ダイアログボックスを開きます。
- 検索期間,受信者,主題の一部を指定します。
- 検索期間
- メールが送信された期間を必ず指定します。指定された検索開始日の0時0分から検索終了日の23時59分までが検索の対象となります。検索開始日と検索終了日には,あらかじめ,検索当日の日付が設定されています。年は西暦4けたで指定してください。
- 受信者
- 受信者のニックネームを指定します。
- 主題の一部
- 主題に含まれる文字列を指定します。
- [検索]ボタンを選択します。
すべての検索項目に一致したメールが,日付の新しい順に50件まで表示されます。
(7) 返信メールの作成
受信メール表示ウィンドウから[返信]ボタンを選択すると,送信メール作成ウィンドウが開きます。宛先には,発信者が入ります。写し宛先には同報者と運転席メールユーザ自身が入ります。また,主題には「Re:」の後ろに受信メールの主題が複写されます。本文には,受信メールの本文が取り込まれます。ただし,行の先頭には「>」が付きます。
これを編集して[送信]ボタンを選択すると返信メールを送信します。
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