Groupmax Address/Mail Version 6 システム管理者ガイド 基本操作編
Mail - SMTP経由で受信したメールの受信者毎の受信通知要求は,Mail - SMTPにより「なし」に設定されます。また,Integrated Desktopから受信メールを返信する場合,受信メールの送信者に対する受信通知要求は「あり」に設定されますが,他の同報受信者に対する受信通知要求は「なし」に設定されます。このため,Mail - SMTP経由の受信メールを返信した場合,受信通知要求の設定をユーザが明示的に再設定しない限り,同報宛先にGroupmaxユーザが含まれていても,受信通知要求の設定が「なし」になってしまい,Groupmaxユーザの開封状態がわからなくなります。
メール返信時に設定される受信通知要求を,強制的に変更したい場合,以下の手順で行います。
- 手順
- 受信通知要求の設定値を強制的に変更するメールサーバのgmpublicinfoファイルに以下の記述を追加します。
IPN_REQUEST_FIX=Y
- gmpublicinfoファイルを修正したサーバのメールサーバを再起動します。
- 注意
- 以下の条件に該当する場合,本機能は有効となりません。
- IPN_REQUEST_FIX=Nが設定されている,またはIPN_REQUEST_FIXの設定がないサーバから取り出した受信メールに対して返信した場合
- IPN_REQUEST_FIX=Yが設定されているサーバから取り出した後,ローカルディスクに保存した受信メールに対して返信した場合
All Rights Reserved. Copyright (C) 2001, 2003, Hitachi, Ltd.