Backup Exec 20.1 Readme

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最終更新日: 2018 年 2 月 21 日

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このファイルには、Backup Exec のリリースノートと、管理者ガイドに記載されていない情報が含まれています。このファイルの情報は、管理者ガイドよりも新しいものです。このファイルに含まれている情報が管理者ガイドの内容と矛盾する場合は、このファイルの情報を正しいものとしてください。

Veritas Technologies の製品とサービスについての最新情報について詳しくは Veritas の次の Web サイトを参照してください。

http://www.veritas.com/

Veritas 製品とマニュアルに表示される Web サイト情報の一部では、英語のリンク先が記載されています。リンク先で言語を変更することができます。

Backup Exec 20.1 の新機能

表: Backup Exec 20.1 の新機能

項目

説明

Backup Exec にサブスクリプションと永続ベースのライセンスが導入されました。

Backup Exec のサブスクリプションと永続ライセンスモデルは、ブロンズ、シルバー、ゴールドの各パッケージで利用可能です。サブスクリプションと永続ライセンスモデルにより、ユーザーのために管理するライセンスのセットが少なくなるので、企業のトランザクションが簡素化されます。

また、保護対象のフロントエンド容量に基づいて課金されるため、ユーザーは簡単にバックアップを実行できます。

拡張インスタントリカバリ

Backup Exec ユーザーは、Windows 以外のすべての仮想マシンも即座にリカバリできるようになりました。

OpenDedupe Connector のサポート

OpenDedupe OST Connector は、Azure Archive Storage と Amazon Glacier をサポートします。Backup Exec と OpenDedupe の統合により、このストレージにバックアップを作成できるようになりました。

S3 互換のクラウドサービスプロバイダへの対応範囲の拡大

「compatible-with-s3」プロバイダでクラウドストレージが設定されている場合には、Backup Exec でサポートされるクラウドストレージプロバイダの数が多くなります。詳しくは次のテクニカルノートを参照してください。

http://www.veritas.com/support/ja_JP/article.000126210

Backup Exec と Veritas™ Information Map の統合

Backup Exec と Veritas™ Information Map の統合。この統合により、企業のグローバル情報環境の高度な可視化を実現して、データ分析をさらに支援します。

企業の非構造化データのメタデータを Information Map に送信し、リスク、価値、浪費、特定の関心などの観点に該当する領域を識別するように Backup Exec を設定できます。

LiveUpdate から Veritas Update への移行

今後は LiveUpdate ではなく Veritas Update を使用して Backup Exec の更新を行います。

Backup Exec の拡張インバウンドファイアウォールルール

Backup Exec の既存のインバウンドファイアウォールルールが強化され、必要なポートのみへのアクセスを提供し、他のすべてのポートへのアクセスを制限するようになりました。これは、セキュリティの不備や違反の可能性を最小限に抑えるために役立ちます。

強力な重複排除エンジンによる Backup Exec の機能強化

Backup Exec ユーザーは、速度、拡張性、安定性が向上した Backup Exec 重複排除用フォルダへのバックアップを活用できます。

PCI DSS (Payment Card Industry Data Security Standard) のサポート

Backup Exec は、データ保護のために、PCI DSS (Payment Card Industry Data Security Standard) 3.1/3.2 要件に準拠するのに役立つ TLS 1.2 を使用するように設定された環境にインストールできます。

TLS (Transport Layer Security) 1.2 のサポート

Backup Exec は、データ保護のために、TLS 1.2 を使用するように設定された環境にインストールできます。

IPv6 サポートの改良

Backup Exec のクライアント側重複排除、NDMP オプション、および RMAL 機能は、IPv6 (ピュアおよびデュアルスタック) プロトコルでも使用できます。

SQL Server 2017 のサポート

Backup Exec は、SQL Server 2017 を保護するようになりました。SQL Server 2017 で Backup Exec データベースをホストすることもできます。

以前のリリースの Backup Exec の新機能のリストは、『Backup Exec の新機能』ドキュメントで参照できます。

Backup Exec で現在サポートされていない機能または必要条件

サポートされていないプラットフォームからのデータを含むジョブは、製品のアップグレード中に移行されません。サポートされていないプラットフォームからのデータをバックアップしたり、既存のバックアップセットからリストアしたりすることはできません。また、一部のジョブは Backup Exec での設定方法が変更されたため、自動的に移行できません。これらのジョブは手動で再作成できます。

このリリースでサポートされなくなったか、将来のリリースで廃止される機能やプラットフォームについて詳しくは、Backup Exec ソフトウェア互換性リストを参照してください。

Backup Exec では次の機能またはソフトウェアの必要条件がサポートされなくなりました。

詳細情報の参照先

Backup Exec テクニカルサポートのナレッジベースは Backup Exec のこのリリースに関係する情報を含んでいます。

Backup Exec ナレッジベースは、技術情報、ハウツートピック、ベストプラクティス、トラブルシューティング記事、Backup Exec を使うために役立つその他の有益な情報を提供します。

詳しくは次の URL を参照してください。

https://www.veritas.com/content/support/en_US/BackupExec.html

次の URL から Backup Exec に関するビデオを表示できます。

http://www.backupexec.com/videos

Backup Exec のインストールに関する注意事項

次に、Backup Exec のインストールに関する注意事項を示します。

次に、Backup Exec のアップグレードについての注意事項を示します。

ソフトウェア互換性リスト(SCL)とハードウェア互換性リスト(HCL)およびドライバに関する注意

Backup Exec と併用するソフトウェアやハードウェアに関する詳細情報を次に記載します。

クラスタ対応の Backup Exec に関する注意事項

次に、クラスタ対応の Backup Exec の使用について説明します。

Agent for Windows に関する注意事項

次に、Backup Exec での Agent for Windows の使用について説明します。

Deduplication Feature に関する注意事項

次に、Backup Exec での Deduplication Feature の使用について説明します。

Agent for VMware に関する注意事項

Agent for VMware の使用に関する詳細情報を次に記載します。

次に、Backup Exec に影響する VMware VDDK 6 の既知の問題の詳細に関する注意事項を示します。詳しくは、VMware VDDK 6 のリリースノートを参照してください。

次の注意事項では、VMware 仮想マシンのインスタントリカバリについて詳しく説明します。

次のいずれかのデバイスにあるバックアップセットにインスタントリカバリジョブを実行するには、複製バックアップジョブを作成して、バックアップジョブの対象をディスクストレージデバイスに設定します。複製バックアップを使用すると、インスタントリカバリ済みの仮想マシンを作成できます。

Agent for Hyper-V に関する注意事項

Agent for Hyper-V の使用に関する詳細情報を次に記載します。

インスタントリカバリ機能に関する次の注意事項を確認してください。

Backup Exec サーバーをアップグレードする前に、次の注意事項を確認してください。

Backup Exec 15 Feature Pack 4 以降では、Hyper-V バックアップ処理のデフォルトのオプションが、[標準処理方式を使用]に変更されました。

メモ:

Backup Exec15 Feature Pack 3 をインストールした後にチェックポイントおよびそれに関連する avhdx ファイルで問題が発生する場合は、次の TechNote を使用してチェックポイントを削除します。

https://www.veritas.com/support/ja_JP/article.000100786

Exchange Agent に関する注意事項

次に、Backup Exec での Exchange Agent の使用について説明します。

Agent for Oracle に関する注意事項

次の注意事項には、Oracle 12c データベースがインストールされた Backup Exec Agent for Oracle on Windows or Linux Servers を使う場合の詳細が示されています。

システムディザスタリカバリに関する注意事項

次に、Backup Exec での Simplified Disaster Recovery の使用について説明します。

Central Admin Server Feature に関する注意事項

次に、Backup Exec での CAS (Central Admin Server) Feature の使用について説明します。