Symantec Backup Exec 15 Feature Pack 3 お読みください

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最終更新日: 2015 年 11 月 17 日

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Backup Exec 15 Feature Pack 3 の新機能

表: Backup Exec 15 Feature Pack 3 の新機能

項目

説明

インストールエラー前の既存のデータベースファイルの自動検出

以前にインストールした Backup Exec からの Backup Exec データベース (BEDB) ファイルが検出された場合には、Backup Exec インストールウィザードは新しいデータベースファイルを使うか既存のデータベースファイルを使うかのオプションを表示します。

新しいデータベースファイルを使うことを選択すると、古いデータベースファイルは別の場所にコピーされます。ただし、既存のデータベースファイルを使う場合には、既存のデータベースファイルが Backup Exec の異なるバージョンからのものであった場合に、インストールが失敗することがあります。

この機能は、Backup Exec のインストールにコマンドライン(サイレントモード)を使う場合にはサポートされません。

新しい設定検証機能

この新しい機能は、設定の問題についての情報を提供します。この機能は、設定エラーや推奨設定との差を検出して、推奨できるベストプラクティスを提供します。[ホーム]タブの、新しい[設定タスク]ウィジェットに、注意が必要な設定タスクの概要が表示されます。[ホーム]タブ上のウィジェットで、リンクをクリックすると、[設定タスク]ダイアログボックスを表示できます。このダイアログボックスでは、設定の各問題についての詳細と、その問題を解決するためにとるべき対策が表示されます。また、[設定タスク]ダイアログボックスには、ユーザーインターフェース上で設定の問題を訂正するために設定を調整できる場所への直接リンクが表示されます。

Hyper-V と VMware についてバックアップと復元の時間が向上

Backup Exec では、Hyper-V と VMware のバックアップジョブで、Pagefile.sys ファイル内のデータを自動的にスキップするようになりました。Pagefile.sys は、Windows のオペレーティングシステムが RAM の外で動作を開始するときに RAM とディスク間でアプリケーションをスワップするために使う仮想メモリスワップファイルです。Pagefile.sys ファイル内のデータは、データが復元された後では関連がなくなります。バックアップジョブ中にこのファイル内のデータをスキップすることにより、バックアップと復元の時間が削減できることがあります。また、ストレージ領域が増大する場合があります。Backup Exec は Pagefile.sys ファイル内のデータを自動的にスキップします。特に何かのオプションを有効にする必要はありません。VMware では、Pagefile.sys 内のデータはフルバックアップでのみスキップされます。Hyper-V では、Pagefile.sys 内のデータはオフラインバックアップではスキップされません。

VMware の新しいバージョンのサポート

Backup Exec は、VMware versions 6.0 U1 と 5.5 U3 をサポートするようになりました。

Hyper-V 増分バックアップの新しいオプション

Hyper-V 増分バックアップに使う処理方式を選択できるようになりました。標準処理方式では VHD または VHDX ディスク全体を読み取り、ディスク全体のフィンガープリンティングを実行してから、認識される変更済みブロックをバックアップします。最速の処理方式では、すべての変更済みブロックを 1 つの差分ディスクに書き込んでから、その差分ディスクのみをバックアップします。

Hyper-V 増分バックアップの処理方式は、[構成と設定] > [Backup Exec の設定] > [仮想マシン]で設定できます。

この機能について詳しくは、『Backup Exec 15 管理者ガイド』「Hyper-V 増分バックアップ設定を設定する」を参照してください。

新しい Exchange High Availability Server オプション

優先サーバー設定のみからバックアップします (最初にパッシブコピーを使用し、使用できない場合はアクティブコピーを使用します。優先サーバー設定にコピーがない場合は失敗します)。]バックアップオプションを選択できるようになりました。このオプションにより、優先サーバーソースとして指定した優先サーバー設定からバックアップできます。パッシブコピーが最初のバックアップソースとして使われ、利用可能でない場合にはアクティブコピーが使われます。優先サーバー設定でコピーが利用可能でない場合には、ジョブが失敗します。

Backup Exec 15 Feature Pack 3 でサポートが終了した機能または必要条件

サポートされていないプラットフォームからのデータを含むジョブは、製品のアップグレード中に移行されません。サポートされていないプラットフォームからのデータをバックアップしたり、既存のバックアップセットからリストアしたりすることはできません。また、一部のジョブは Backup Exec での設定方法が変更されたため、自動的に移行できません。これらのジョブは手動で再作成できます。

個々のオペレーティングシステムの必要条件については、次の URL にある Backup Exec のソフトウェア互換性リストを参照してください。

https://veritas.com/support/en_US/article.TECH227896.html

詳細情報の参照先

Backup Exec テクニカルサポートのナレッジベースは Backup Exec のこのリリースに関係する情報を含んでいます。

Backup Exec ナレッジベースは、技術情報、ハウツートピック、ベストプラクティス、トラブルシューティング記事、Backup Exec を使うために役立つその他の有益な情報を提供します。

詳しくは次の URL を参照してください。

https://support.symantec.com/ja_JP/backup-exec.15047.html

次の URL から Backup Exec に関するビデオを表示できます。

http://www.backupexec.com/videos

Backup Exec 2010 以前のバージョン用のアップグレードチェックリスト

Backup Exec を以前のバージョンから現在のバージョンにアップグレードする前に、次の手順を実行します。

Backup Exec のインストールに関する注意事項

次に、Backup Exec のインストールに関する注意事項を示します。

次に、Backup Exec のアップグレードについての注意事項を示します。

ソフトウェア互換性リスト(SCL)とハードウェア互換性リスト(HCL)およびドライバに関する注意

Backup Exec と併用するソフトウェアやハードウェアに関する詳細情報を次に記載します。

ディスクベースとネットワークベースのストレージに関する注意事項

データライフサイクル管理(DLM)は、ディスクベースのストレージから削除するために期限切れのバックアップセットを検索します。以前、DLM は 4 時間ごとに実行されていました。現在は 1 時間ごとに実行されるようになりました。Backup Exec をインストールして Backup Exec サービスを起動してから 1 時間後に DLM が初めて開始され、その後 1 時間ごとに実行されます。Backup Exec サービスを再起動する場合、1 時間ごとに DLM サイクルも再起動されます。

クラスタ対応の Backup Exec に関する注意事項

次に、クラスタ対応の Backup Exec の使用について説明します。

Agent for Windows に関する注意事項

次に、Backup Exec での Agent for Windows の使用について説明します。

Deduplication Option に関する注意事項

次に、Backup Exec での Deduplication Option の使用について説明します。

Agent for VMware に関する注意事項

Agent for VMware の使用に関する詳細情報を次に記載します。

次に、Backup Exec に影響する VMware VDDK 6 の既知の問題の詳細に関する注意事項を示します。詳しくは、VMware VDDK 6 のリリースノートを参照してください。

Exchange Agent に関する注意事項

次に、Backup Exec での Exchange Agent の使用について説明します。

Agent for Oracle に関する注意事項

次の注意事項には、Oracle 12c データベースがインストールされた Windows または Linux サーバーで Backup Exec Agent for Oracle を使う場合の詳細が示されています。

Central Admin Server Option に関する注意事項

次に、Backup Exec での Central Admin Server Option (CASO) の使用について説明します。

NDMP Option に関する注意事項

次に、Backup Exec での NDMP Option の使用に関する注意事項を示します。