Symantec Backup Exec 15 Feature Pack 1 の Readme

この Readme について

最終更新日: 2015 年 6 月 8 日

Copyright © 2015 Symantec Corporation. All rights reserved. Symantec、Symantec ロゴ、および Backup Exec は、Symantec Corporation または同社の米国およびその他の国における関連会社の商標または登録商標です。その他の会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。

使用を許諾されるソフトウェアおよび関連書類は、FAR section 12.212 および DFARS section 227.7202 に定義される「commercial computer software (商用コンピュータソフトウェア)」および「commercial computer software documentation (商用コンピュータソフトウェア説明書類)」であると見なされます。

このファイルには、Backup Exec のリリースノートと、管理者ガイドに記載されていない情報が含まれています。このファイルの情報は、管理者ガイドよりも新しいものです。このファイルに含まれている情報が管理者ガイドの内容と矛盾する場合は、このファイルの情報を正しいものとしてください。

シマンテック社の製品およびサービスに関する最新情報について詳しくはシマンテック社の次の Web サイトを参照してください。

http://www.symantec.com/ (英語)

シマンテック製品の画面およびドキュメントに表示される Web サイト情報は、英語のリンク先が記載されています。リンク先で言語を変更することができます。

Backup Exec 15 Feature Pack 1 の新機能

表: Backup Exec 15 Feature Pack 1 の新機能

項目

説明

Hyper-V と VMware の仮想環境のエンハンスメント

次の新しい機能が追加されました。

  • [ホーム]タブの新しい[仮想マシンのバックアップ]ウィジェットには、エージェントベースのバックアップと仮想ベースのバックアップを使用してバックアップされた仮想マシンの数が表示されます。ウィジェットからは、エージェントベースのバックアップを使う仮想マシンのリストを表示できます。

  • [バックアップとリストア]タブの下部の[詳細]ペインから仮想マシンをバックアップするオプション。仮想マシンは[詳細]ペインから選択し、その後に新しい[バックアップ]ボタンをクリックするか、または選択した仮想マシンを右クリックして[バックアップ]オプションにアクセスできます。

  • [バックアップとリストア]タブの上部のペインの新しい[ハイパーバイザ]列には、仮想マシンに関連付けられているマネージャまたは VMware ホストまたは Hyper-V ホストの名前が表示されます。仮想マシンに対して仮想ホストまたはマネージャが検出されない場合、この列は空白です。

    メモ:

    このオプションは、デフォルトで無効になります。

  • 新しいウィザードは、[バックアップとリストア]タブの上部のサーバーのリストから仮想マシンを選択する場合のバックアップジョブの作成に役立ちます。ウィザードは、仮想ベースのバックアップまたはエージェントベースのバックアップを作成するためのオプションを提供します。仮想ベースのバックアップを選択し、Backup Exec にまだ仮想マシンのホストを追加していない場合は、ホストを追加できます。

  • Agent for VMware and Hyper-V は、非売版(NFR)と Capacity Edition のライセンスの自動インストールに対して選択されます。

    メモ:

    Agent for VMware and Hyper-V は Backup Exec の評価版のインストールには自動的に選択されません。

セキュリティ証明書の拡張サポート

Backup Exec 2015 Feature Pack 1 には非推奨の SHA-1SSL 証明書があり、SHA-256 (SHA-2) SSL 証明書が導入されました。SHA-2 証明書では、Backup Exec Server とすべてのエージェント間の通信のセキュリティが強化されています。

新しい証明書には、Agent for Windows または Agent for Linux のバージョン 2012 以降を実行するすべてのリモートコンピュータ上の後方互換性に対する影響はありません。ただし、Backup Exec Server がエージェントと通信できるように、最終的にはすべての古いバージョンをアップグレードする必要があります。

Backup Exec 2010 R3 からアップグレードする場合は、信頼関係を失うことを避けるために、すべてのBackup Exec 管理下サーバーとエージェントをできるだけ早くアップグレードすることをお勧めします。SHA-1 証明書が期限切れになる前に Backup Exec 管理下サーバーまたはエージェントをアップグレードすると、Backup Exec は自動的に SHA-2 証明書を配備し、すべての操作は中断することなく継続されます。Backup Exec 管理下サーバーまたはエージェントをアップグレードする前に SHA-1 証明書が期限切れになった場合は、Backup Exec Server との信頼関係を再確立する必要があります。

Backup Exec 15 Feature Pack 1 でサポートが終了した機能または必要条件

サポートされていないプラットフォームからのデータを含むジョブは、製品のアップグレード中に移行されません。サポートされていないプラットフォームからのデータをバックアップしたり、既存のバックアップセットからリストアしたりすることはできません。また、一部のジョブは Backup Exec での設定方法が変更されたため、自動的に移行できません。これらのジョブは手動で再作成できます。

個々のオペレーティングシステムの必要条件については、次の URL にある Backup Exec のソフトウェア互換性リストを参照してください。

https://support.symantec.com/en_US/article.TECH227896.html

Backup Exec では次の機能またはソフトウェア必要条件がサポートされなくなりました。

詳細情報の参照先

Backup Exec テクニカルサポートのナレッジベースは Backup Exec のこのリリースに関係する情報を含んでいます。

Backup Exec ナレッジベースは、技術情報、ハウツートピック、ベストプラクティス、トラブルシューティング記事、Backup Exec を使うために役立つその他の有益な情報を提供します。

詳しくは次の URL を参照してください。

https://support.symantec.com/ja_JP/backup-exec.15047.html

次の URL から Backup Exec に関するビデオを表示できます。

http://www.backupexec.com/videos

Backup Exec 2010 以前のバージョン用のアップグレードチェックリスト

Backup Exec を以前のバージョンから現在のバージョンにアップグレードする前に、次の手順を実行します。

Backup Exec のインストールに関する注意事項

次に、Backup Exec のインストールに関する注意事項を示します。

次に、Backup Exec のアップグレードについての注意事項を示します。

ハードウェアおよびドライバに関する注意事項

Backup Exec と併用するハードウェアに関する詳細情報を次に記載します。

ディスクベースとネットワークベースのストレージに関する注意事項

データライフサイクル管理(DLM)は、ディスクベースのストレージから削除するために期限切れのバックアップセットを検索します。以前、DLM は 4 時間ごとに実行されていました。現在は 1 時間ごとに実行されるようになりました。Backup Exec をインストールして Backup Exec サービスを起動してから 1 時間後に DLM が初めて開始され、その後 1 時間ごとに実行されます。Backup Exec サービスを再起動する場合、1 時間ごとに DLM サイクルも再起動されます。

クラスタ対応の Backup Exec に関する注意事項

次に、クラスタ対応の Backup Exec の使用について説明します。

Central Admin Server Option に関する注意事項

次に、Backup Exec での Central Admin Server Option (CASO) の使用について説明します。

Agent for Windows に関する注意事項

次に、Backup Exec での Agent for Windows の使用について説明します。

Agent for VMware に関する注意事項

次に、Backup Exec に影響する VMware VDDK 6 の既知の問題の詳細に関する注意事項を示します。詳しくは、VMware VDDK 6 のリリースノートを参照してください。

NDMP Option に関する注意事項

次に、Backup Exec での NDMP Option の使用に関する注意事項を示します。

Deduplication Option に関する注意事項

次に、Backup Exec での Deduplication Option の使用について説明します。

Agent for Oracle に関する注意事項

次の注意事項には、Oracle 12c データベースがインストールされた Windows または Linux サーバーで Backup Exec Agent for Oracle を使う場合の詳細が示されています。