Hitachi

 Hitachi Application Server V10 定義リファレンスUNIX®用)


7.4.3 -XX:[+|-]HitachiJavaLogNoMoreOutput

ログファイル作成時に入出力エラーが発生した場合の、ログ情報の出力方法を指定します。

説明

ログファイル作成時に入出力エラーが発生した場合に、ログ情報の出力方法について指定します。なお、どちらを指定した場合も、JavaVMの処理は継続されます。このオプションの設定は、JavaVMログファイルと明示管理ヒープのログファイルの両方が対象となります。

前提オプション

次のどれかを指定します。

  • -XX:+HitachiVerboseGC

  • -XX:+HitachiOutOfMemoryStackTrace

  • -XX:+HitachiOutOfMemoryCause

  • -XX:+HitachiOutOfMemorySize

  • -XX:+HitachiJavaClassLibTrace

  • -XX:HitachiExplicitMemoryLogLevel:none以外

  • -XX:HitachiJITCompileMaxMemorySize=数値数値が1以上の場合)

  • -XX:+JITCompilerContinuation

  • -XX:+StandardLogToHitachiJavaLog

書式

-XX:[+|-]HitachiJavaLogNoMoreOutput

指定できる値

型:String

-XX:+HitachiJavaLogNoMoreOutput

ログファイル出力時にファイル入出力エラーが発生した場合、次のメッセージを標準エラー出力に出力し、ログ情報の出力を停止します。

Java logfile output failed.(errno=エラーとなった入出力関数名:エラー番号)
-XX:-HitachiJavaLogNoMoreOutput

ログファイル出力時にファイル入出力エラーが発生した場合、次のメッセージを標準エラー出力に出力し、ログ情報の出力先を標準エラー出力に変更して出力を継続します。

Java logfile output failed.(errno=エラーとなった入出力関数名:エラー番号) 
Changing output to stderr

デフォルト値

定義項目の省略

-XX:+HitachiJavaLogNoMoreOutput