6.1 Java EE標準APIで設定できるJava EE Server独自のプロパティーの一覧
Java EE標準APIで設定できるJava EE Server独自のプロパティーの概要について説明しています。
JavaMailでSMTPサーバに接続するためのプロパティー
プロパティー |
概要 |
詳細説明 |
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サーバ側での8BITMIME拡張サポートの指定 |
このプロパティーにtrueを指定し、サーバが8BITMIME拡張をサポートしている場合に、quoted-printableエンコーディング、またはBase64エンコーディングを使用するメッセージのテキスト部分は、8-bitエンコーディングへ変換されます。 |
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AUTHコマンドを使用したユーザー認証の指定 |
mail.smtp.authにtrueを指定すると、AUTHコマンドを使用してユーザー認証をします。 |
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ソケットのコネクションタイムアウト値の指定 |
mail.smtp.connectiontimeoutでは、ソケットのコネクションタイムアウト値をミリ秒単位で指定します。 |
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EHLOコマンドによるサインオンの指定 |
mail.smtp.ehloにfalseを指定すると、EHLOコマンドによるサインオンを行いません。 |
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SMTP HELOコマンドまたはEHLOコマンドで使用するローカルホストの名前の指定 |
mail.smtp.localhostでは、SMTP HELOコマンドまたはEHLOコマンドで使用する、ローカルホストの名前を指定します。 |
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有効なアドレスへのメール送信の指定 |
trueを指定した場合、メッセージに有効なアドレスと無効なアドレスが混在しているときは、メッセージが送信され、SendFailedException例外で部分障害が通知されます。 |
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SSL接続で使用できるSSLプロトコルの指定 |
mail.smtp.ssl.protocolsでは、SSL接続で使用できるSSLプロトコルを指定します。 |
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ソケットの読み込みタイムアウト値の指定 |
mail.smtp.timeoutでは、ソケットの読み込みタイムアウト値をミリ秒単位で指定します。 |
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ソケットの書き込みタイムアウト値の指定 |
mail.smtp.writetimeoutでは、ソケットの書き込みタイムアウト値をミリ秒単位で指定します。 |
JavaMailでIMAPサーバに接続するためのプロパティー
プロパティー |
概要 |
詳細説明 |
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ソケットのコネクションタイムアウト値の指定 |
mail.imap.connectiontimeoutでは、ソケットのコネクションタイムアウト値をミリ秒単位で指定します。 |
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部分フェッチサイズの指定 |
mail.imap.fetchsizeでは、部分フェッチサイズをバイト単位で指定します。 |
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ボディー部分のフェッチ時にメッセージへのSEENフラグ設定の防止 |
mail.imap.peekにtrueを指定すると、ボディー部分をフェッチするときにIMAP PEEKオプションを使用して、メッセージにSEENフラグが設定されるのを防ぎます。 |
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SSL接続で使用できるSSLプロトコルの指定 |
mail.imap.ssl.protocolsでは、SSL接続で使用できるSSLプロトコルを指定します。 |
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STATUSコマンドの応答をキャッシュするタイムアウト値の指定 |
mail.imap.statuscachetimeoutでは、STATUSコマンドの応答をキャッシュするタイムアウト値をミリ秒単位で指定します。 |
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ソケットの読み込みタイムアウト値の指定 |
mail.imap.timeoutでは、ソケットの読み込みタイムアウト値をミリ秒単位で指定します。 |
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ソケットの書き込みタイムアウト値の指定 |
mail.imap.writetimeoutでは、ソケットの書き込みタイムアウト値をミリ秒単位で指定します。 |