Hitachi

 Hitachi Application Server V10 定義リファレンスUNIX®用)


4.2.30 sun.rmi.dgc.server.gcInterval

リモートオブジェクトの参照に対して定期的にGCが発生することがあります。このシステムプロパティーでは、定期的に発生するGCの最大間隔を指定します。単位はミリ秒です。sun.rmi.dgc.client.gcIntervalもあわせて指定する必要があります。sun.rmi.dgc.client.gcIntervalを同時に指定しない場合、FullGCが意図しないタイミングで発生するおそれがあります。

説明

リモートオブジェクトの参照に対して定期的にGCが発生することがあります。このシステムプロパティーでは、定期的に発生するGCの最大間隔を指定します。単位はミリ秒です。sun.rmi.dgc.client.gcIntervalもあわせて指定する必要があります。sun.rmi.dgc.client.gcIntervalを同時に指定しない場合、FullGCが意図しないタイミングで発生するおそれがあります。

サーバインスタンスでのsun.rmi.dgc.server.gcIntervalと、sun.rmi.dgc.client.gcInterval初期値は、1日(86400000ミリ秒)です。これらのシステムプロパティーでFullGCの発生間隔を広げてもGC発生回数が削減されない場合、Javaヒープが不足していることがあります。この場合は、Javaヒープのチューニングを実施することで改善することがあります。

指定できる値

型:Integer

1〜9223372036854775806

初期値

86400000

デフォルト値

定義項目の省略

3600000

記述例

asadmin> create-system-properties --target instance1 
sun.rmi.dgc.server.gcInterval=43200000

注意事項

Java EEサーバで使用するシステムプロパティーです。