2.3.97 MaxRequestWorkers
同時に接続できるクライアントの最大数を指定します。
説明
同時に接続できるクライアントの最大数を指定します。
サーバを起動すると、StartServersディレクティブで指定した数のプロセスが起動されリクエストを待ちます。
- worker MPM
-
多くのリクエストが同時に発生した場合、複数のスレッドでリクエストを処理します。リクエスト待ちの残りスレッド数がMinSpareThreadsディレクティブで指定した数より少なくなると、新しいプロセスを生成します。このとき、スレッド数がこのディレクティブで指定した数になるまでプロセスが生成されます。そのあと、リクエストの処理が終了し、リクエスト待ちスレッドが増加すると、MaxSpareThreadsディレクティブで指定した数になるまでプロセスを終了させます。
MaxRequestWorkersディレクティブの指定値を増加させるために、サーバプロセス数の上限値を変更する場合には、ServerLimitディレクティブの指定値を変更します。
- prefork MPM
-
多くのリクエストが同時に発生した場合、複数のプロセスでリクエストを処理します。リクエスト待ちの残りプロセス数がMinSpareServersディレクティブで指定した数より少なくなると、徐々に新規プロセスを生成します。このとき、プロセス数がこのディレクティブで指定した数になるまでプロセスが生成されます。そのあと、リクエストの処理が終了し、リクエスト待ちプロセスが増加すると、MaxSpareServersディレクティブで指定した数までプロセスを終了させます。
書式
MaxRequestWorkers 接続数
指定できる値
- worker MPM
-
ThreadsPerChild - (ServerLimit * ThreadsPerChild)
- prefork MPM
-
1−1024
デフォルト値
- 定義項目の省略
-
- worker MPM
-
400
- prefork MPM
-
1024
記述できる場所
httpsd.conf
記述例
MaxRequestWorkers 150