Hitachi

 Hitachi Application Server V10 定義リファレンスUNIX®用)


2.3.97 MaxRequestWorkers

同時に接続できるクライアントの最大数を指定します。

説明

同時に接続できるクライアントの最大数を指定します。

サーバを起動すると、StartServersディレクティブで指定した数のプロセスが起動されリクエストを待ちます。

worker MPM

多くのリクエストが同時に発生した場合、複数のスレッドでリクエストを処理します。リクエスト待ちの残りスレッド数がMinSpareThreadsディレクティブで指定した数より少なくなると、新しいプロセスを生成します。このとき、スレッド数がこのディレクティブで指定した数になるまでプロセスが生成されます。そのあと、リクエストの処理が終了し、リクエスト待ちスレッドが増加すると、MaxSpareThreadsディレクティブで指定した数になるまでプロセスを終了させます。

MaxRequestWorkersディレクティブの指定値を増加させるために、サーバプロセス数の上限値を変更する場合には、ServerLimitディレクティブの指定値を変更します。

prefork MPM

多くのリクエストが同時に発生した場合、複数のプロセスでリクエストを処理します。リクエスト待ちの残りプロセス数がMinSpareServersディレクティブで指定した数より少なくなると、徐々に新規プロセスを生成します。このとき、プロセス数がこのディレクティブで指定した数になるまでプロセスが生成されます。そのあと、リクエストの処理が終了し、リクエスト待ちプロセスが増加すると、MaxSpareServersディレクティブで指定した数までプロセスを終了させます。

書式

MaxRequestWorkers 接続数

指定できる値

worker MPM

ThreadsPerChild - (ServerLimit * ThreadsPerChild)

prefork MPM

1−1024

デフォルト値

定義項目の省略
worker MPM

400

prefork MPM

1024

記述できる場所

httpsd.conf

記述例

MaxRequestWorkers 150