2.3.82 KeepAlive
KeepAlive接続を有効にするかどうかを指定します。
説明
KeepAlive接続を有効にするかどうかを指定します。実際にKeepAliveが実行されるのはクライアント側もKeepAliveに対応している場合だけです。KeepAliveはサーバプロセスとクライアントとのコネクションが持続されるので、連続したリクエストのレスポンスが良くなります。反面、サーバプロセスが特定のクライアント専用になるので、Webサーバ全体としてサービス能力が低下することもあります。KeepAliveTimeout、MaxKeepAliveRequestsディレクティブを使用して調整する必要があります。
KeepAliveディレクティブがOnの場合は、レスポンスの送信が完了し、KeepAliveTimeoutディレクティブで指定した時間を経過した後に、Webサーバからコネクション切断要求を行います。 また、KeepAliveディレクティブがOffの場合は、レスポンスの送信が完了した直後に、Webサーバからコネクション切断要求を行います。
このコネクション切断要求に対するクライアントの応答によっては、2秒間サーバプロセスが専有されることがあります。
書式
KeepAlive {On|Off}
指定できる値
- On
-
持続型接続(KeepAlive)を有効にします。
- Off
-
持続型接続(KeepAlive)を無効にします。
デフォルト値
- 定義項目の省略
-
On
記述できる場所
httpsd.conf
記述例
KeepAlive On