Hitachi

 Hitachi Application Server V10 定義リファレンスUNIX®用)


2.3.46 ErrorDocument

エラーが発生したときに、Webブラウザーへ表示するメッセージをカスタマイズする場合に指定します。

説明

エラーが発生したときに、Webブラウザーへ表示するメッセージをカスタマイズする場合に指定します。

テキスト

文字列を""で囲み指定します。

ローカルURL

先頭に/を記述して、自サイト内のコンテンツを指定します。

フルURL

http://」または「https://」で始まるURLを記述し、他サイトのコンテンツを指定します。

このディレクティブに指定できるエラーステータス番号と、テキスト、ローカルURL、フルURLの指定可否について、次に示します。

エラーステータス番号(意味)

テキスト

ローカルURL

フルURL

400 (Bad Request)

×

×

401 (Authorization Required)

×

403 (Forbidden)

404 (Not Found)

405 (Method Not Allowed)

406 (Not Acceptable)

408 (Request Time-out)

×

×

×

410 (Gone)

411 (Length Required)

×

×

412 (Precondition Failed)

413 (Request Entity Too Large)

414 (Request-URI Too Large)

×

×

416 (Requested Range Not Satisfiable)

417 (Expectation Failed)

×

×

500 (Internal Server Error)

501 (Method Not Implemented)

502 (Bad Gateway)

×

503 (Service Temporarily Unavailable)

506 (Variant Also Negotiates)

(凡例)

○:指定できる。

×:指定できない。

注※

流量制限機能が返すメッセージをカスタマイズする場合は、QOSResponseディレクティブまたはQOSRedirectディレクティブを使用してください。

このディレクティブ指定時には、次の点に留意してください。

書式

ErrorDocument エラーステータス番号 {テキスト|ローカルURL|フルURL}

記述できる場所

httpsd.conf<VirtualHost><Directory>.htaccess

上書き許可

FileInfoレベル

記述例

ErrorDocument 500 "Server Error."
ErrorDocument 404 /missing.html
ErrorDocument 403 http://some.other_server.com/subscription_info.html
ErrorDocument 404 http://[2001::123:4567:89ab:cdef]/missing.html